鼻下脱毛って痛いの?痛くない医療脱毛は?徹底検証!

体の脱毛だけでなく、顔までムダ毛のないツルツルお肌になりたい!と顔脱毛を受ける方が多くなりました。

顔脱毛の中でも特に人気のある鼻下の脱毛ですが、痛みを感じやすいという噂が広まっています。

鼻下の脱毛は、本当に痛いのでしょうか?

これから詳しく検証していきますので、鼻下脱毛を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

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鼻下脱毛はほかの部位よりも痛い!

個人差はあるものの、鼻下脱毛は、ほかの部位よりも痛みを感じやすいと言われています。

輪ゴムでパチンとはじかれる痛みが施術中ずっと続く、施術のたびに痛みで涙が出てくるなどといった感想も多く見られます。

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鼻下の脱毛はどうして痛みを感じやすいのでしょうか?

その大きな理由として、次の4つが挙げられます。

鼻下は皮膚が薄い

顔はほかの部位と比べても皮膚が薄い部分であり、皮膚のすぐ下には細かい神経が無数に張り巡らされています。

繊細な場所のため、少しの刺激でもほかの部位より強く感じやすく、特に医療脱毛で使用するレーザー熱を感じやすい場所でもあるのです。

さらに鼻下は上の歯を支えている骨との距離が近くなるため、レーザー照射による衝撃が伝わりやすく、痛みを強く感じてしまう部位でもあります。

同じパワーでも、顔は特に痛みを感じやすい部位だと覚えておきましょう。

鼻下は毛が密集している

鼻下はほかの部位よりも毛が密集している場所です。

毛が密集していると1回のレーザー照射による光の吸収量も多くなり、その分痛みを感じやすくなってしまうのです。

女性でも鼻の下は毛が生えやすく産毛が多いため、よりレーザーが反応してしまいます。

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鼻下は毛が太い

多くの男性にあてはまることですが、鼻下に生えてくるムダ毛は顔のほかの部位よりも毛が太く濃いため、その分1本の毛に含まれるメラニン(黒い色の元)の量が多い傾向にあります。

黒い色に反応するレーザーの光を吸収して熱が発生しやすいため、痛みを強く感じてしまいます。

毛の薄い女性で産毛程度しか生えていない方は、そもそもメラニンが少ないため、痛みを感じにくい場合もあるようです。

しかし、鼻下脱毛を考えている方は毛の濃さにコンプレックスを持つ方が多いので、基本的には女性でも痛みを感じやすいのではないでしょうか。

鼻下は色素沈着がしやすい

服で覆われている体の部分と比べて、顔は常に外に出ているため、紫外線を浴びやすくなっています。

紫外線を浴びると、日焼けから肌を守ろうとメラニンが多く分泌されるため、肌が黒くなります。

通常、メラニンは肌のターンオーバーで排出されていきますが、日焼けを続けメラニンの排出が追いつかないと、色素が沈着して肌に残っていきます。

医療脱毛で使用するレーザーはメラニンに反応するため、色素沈着を起こしやすい顔は特に痛みを感じやすくなります。

脱毛中は日焼けをしないように心がけることが、痛みを軽減する大事なポイントです。

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痛いけど効果が高いのは医療脱毛

クリニックの鼻下脱毛

医療脱毛ができるクリニックでは医師が常駐しているため、威力の強いレーザー脱毛機器を取り扱うことができます。

レーザー脱毛はレーザーの光を毛のメラニンに反応させることで毛根を破壊し、ムダ毛が生えてこないように処置するものです。

通常クリニックで取り扱っているレーザー機器は威力が強いため、濃い毛と産毛が混ざっている鼻下のムダ毛にもしっかりと反応してくれます。

パワーが強い分、光脱毛よりも痛みは強いですがその効果は抜群!

数回の施術で、ムダ毛処理の必要がほぼなくなるのがクリニック脱毛の魅力です。

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サロンの鼻下脱毛

エステサロンの脱毛では、光脱毛(IPL脱毛・SSC脱毛・SHR脱毛)という方法で施術をおこないます。

この光脱毛の原理は、レーザー脱毛と同じ。

毛根のメラニンに反応して熱を発する特殊な光を肌に照射し、毛根にダメージを与え、弱らせて脱毛を促します。

しかし、毛根を破壊してムダ毛をなくす永久脱毛ができるのは医療脱毛のみと法律で定められているため、医師のいない脱毛サロンでは強力なレーザーでの脱毛はできません。

そのため毛根を破壊する威力が足りず、脱毛後一時的に毛が薄くなっても、その後また生えてきてしまうというデメリットがあります。

レーザー脱毛に比べてパワーが弱いので痛みは感じにくいですが、完璧に脱毛ができるわけではないことを理解しておきましょう。

【脱毛ガイド】医療脱毛とエステ脱毛の違いは?施術方法の違いを徹底比較!

痛みの少ない「蓄熱式脱毛」がおすすめ!

「医療脱毛=痛い」というイメージを持ちがちですが、脱毛機器はどんどん進化し、最新のものを取り扱うクリニックが増えています。

そこで、痛みの少ないレーザー脱毛として話題になっているのが「蓄熱式ダイオード医療レーザー機」です。

この「蓄熱式」は、レーザーをメラニンに吸収させて毛根を破壊する「単発式」のマシンとは違い、毛に栄養を送って成長を促す皮下のバルジ領域にレーザーの熱を蓄え、徐々に脱毛していく方法です。

バルジ領域が破壊されると毛に栄養がいかず、結果的に毛が生えなくなるという仕組みです。

単発式では深いところにある毛根にダメージを与えるため、レーザーの出力を強くする必要があり、その分強い痛みを感じやすいことがデメリットでした。

しかし蓄熱式は、毛根よりも浅い部分にあるバルジ領域にレーザーを当てるため、単発式より弱いパワーで効率的に施術ができるようになっています。

そのため、痛みも少なく、蓄熱式の脱毛機器と表面麻酔などのオプションを併用すると、ほぼ無痛で施術が終わったという声もあるほど

痛みを感じにくい脱毛方法として人気が高まっています。

しかも、この蓄熱式脱毛は産毛にもよく反応するため、まんべんなく脱毛ができ、施術時間も大幅に短縮できます。

あらゆる肌質・肌色にも対応可能なのがうれしいところです!

ただ、クリニックによってこの蓄熱式のマシンを置いていないところもありますので、事前に確認するようにしましょう。

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痛みが苦手な場合は麻酔のオプションも

医療脱毛のメリットとして、痛み軽減のために麻酔のオプションが用意されていることが挙げられます。

サロンでは医師がいないため麻酔が取り扱えないのですが、脱毛クリニックでは医師の管理の下、麻酔の使用が許可されています。

痛みに合わせて麻酔の種類も選べますので、痛みに弱いという方には力強い味方になってくれるでしょう。

表面麻酔

医療脱毛で、痛みに対処する際に最もよく使われるのが「表面麻酔」です。

表面麻酔はテープ状のものやクリーム状のものが一般的で、クリニックでは、鼻下などの顔脱毛の際には麻酔クリームを使うことが多いです。

表面麻酔の場合、施術の30分~1時間前に鼻下に塗布し、時間をおいて肌の感覚を鈍くしていきます。

表面麻酔は肌の一番外側である「表皮」と呼ばれる部分を痺れさせます。

しかし、ムダ毛は「真皮」と呼ばれる表皮よりも少し深い部分に存在するため、表面麻酔は痛みを100%取れるわけではなく、痛みを軽減する方法だということを理解しておく必要があります。

笑気麻酔

特に痛みが苦手な方に使われるのが「笑気麻酔(しょうきますい)」です。

聞きなれない麻酔名だと思いますが、歯科医院などでもよく使用されている安全な麻酔です。

笑気麻酔は酸素と窒素を混合して作った麻酔で、笑気ガスを鼻から吸入することで弱い鎮静・睡眠作用をもたらし、軽くお酒に酔ったようなフワフワとした気持ちになるのが特徴です。

使用後はすみやかに体内から排出されるので、施術後すぐに歩いて帰れるという安全性の高い麻酔でもあります。

施術の際のオプションとして、別料金を支払えば笑気麻酔を使用してくれるクリニックも多く、施術の際の痛みを軽減してくれます。

この笑気麻酔も表面麻酔と同様、痛みを100%なくすものではなく、「軽減するためのもの」ということを理解しておきましょう。

痛みを軽減するために自分で気をつけること

クリニックで用意されている麻酔も痛みを軽減してくれる大きな材料になりますが、ご自身でも痛みを軽減するためにできることがありますので、以下でご紹介していきます。

脱毛を受ける上でも重要なことなので、施術に入る前にしっかりと頭に入れておきましょう。

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保湿をしっかりする

皮膚が乾燥している状態では肌のバリア機能が低下してしまい、外から受ける少しの刺激でも強く感じてしまうようになります。

そのため、キメの整っていない肌は整っている肌よりもレーザーの刺激を強く受けてしまい、痛みを感じる原因にも。

肌の保湿を心がけるだけで、肌のキメが整いバリア機能が高まります

保湿が少しの刺激では動じないお肌を作り、施術の痛みを感じにくくしてくれるのです。

また施術後もレーザーの熱により肌が乾燥しやすくなるため、日頃からしっかりと保湿する習慣をつけておきましょう。

特に男性はスキンケアの習慣がない方、肌が乾燥しやすい方が多いと思います。

脱毛の施術期間だけでもメンズ用のローションなどを使い、保湿を心がけてください。

前日はしっかりと休む

施術の日に睡眠不足や風邪気味であったり、体調がよくなかったりすると、通常よりも痛みを感じやすくなるようです。

前日は十分な睡眠時間を確保して万全な体調で施術にのぞみましょう。

体調が悪ければ日にちをずらしてもらうなど調整して、無理をしないようにしてください。

また施術前夜には、飲酒も控えるようにしましょう。

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日焼けは厳禁

過度な日焼けによる色素沈着は施術中の痛みにつながってしまいます。

特に脱毛期間の日焼けはNG!

朝の支度に日焼け止めを塗る習慣をプラスして、脱毛中はできるだけ顔の日焼けを防ぐように心がけましょう。

生理中は避ける

女性の場合、生理中はホルモンバランスが崩れて肌が敏感になり、通常よりも痛みを感じやすくなります。

顔脱毛は基本的に生理中でも施術可能ですが、できるだけ生理予定日を避けて予約を取るようにしましょう。

不安ならまずは無料カウンセリングに行きましょう

初めての顔脱毛で不安があるという方は、まず気になるクリニックの無料カウンセリングに行くことをおすすめします。

実際に医師やスタッフから、具体的な施術方法や痛みの程度について話を聞くことができ、さらには麻酔などのオプションを利用することができるか相談もできます。

プロの話を実際に聞くだけでも脱毛に対する不安が軽減されるので、ぜひ利用しましょう。

クリニックの雰囲気も確認できるのでおすすめです!

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まとめ

  • 鼻下の脱毛は痛みを感じやすい
  • 皮膚が薄く毛が太いためにレーザーの影響を受けやすい
  • クリニックによっては麻酔などのオプションがある

顔脱毛で人気の部位である鼻下の脱毛は、毛が太いことや皮膚が薄いため、ほかよりも痛みを感じやすい部位でもあります。

しかし、医療脱毛では麻酔や最新の機器を取り扱っており、痛みを軽減しながら効率的に脱毛をおこなえるのが特徴です。

日焼けをしないなどの注意点を守り、クリニックで効果的な鼻下脱毛を受けてみましょう!

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