【脱毛の疑問】脱毛は何歳からできるの? 中学生や高校生でもできる?

人間の身体は第二次成長期を迎える10歳前後から、さまざまな変化が起こります。
そのなかでも個人差が強いのが体毛の生え方です。
思春期ということもあり他人との体毛の違いが気になり、中高生からムダ毛処理に悩み始めることも珍しくありません。
ムダ毛対策の代表的な方法には、医療脱毛があります。
永久脱毛など、施術後には高い効果を発揮する脱毛ですが、中高生のうちから医療脱毛を始めることはできるのでしょうか。
今回は医療脱毛の年齢制限について解説します。
医療脱毛が気になる未成年の方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
クリニックによっては年齢制限がある
医療脱毛は中高生からスタートすることも可能です。
しかし、脱毛クリニックによっては年齢制限があるので注意が必要です。
何歳からでも契約できるクリニックもあれば、規定の年齢を迎えるまでは契約ができない場合もあります。
契約できる年齢はクリニックによって違いますが、14~16歳ほどが下限となっているところが多いようです。
年齢制限については、各クリニックの公式サイトに記載してあることが多いので、まずはそちらをチェックしましょう。
医療脱毛を若いときにするメリット3選
医療脱毛は中高生くらいからスタートでき、年齢の上限はありません。
規定の年齢を超えれば、何歳からでもスタートできるので、医療脱毛を始めるなら、なるべく若いうちがおすすめです。
ではこれから、若いうちから始める3つのメリットをご紹介します。
学割などが利用できる
キャンペーンなどを定期的に実施している脱毛クリニックは多く、なかでもポピュラーなのが学割です。
利用することで通常よりも割安な料金で契約できたり、施術回数が増加したりといったメリットが期待できます。
また、親子で契約することで料金が安くなる「親子割」などを実施しているクリニックも。
若いうちであれば、利用できるキャンペーンが豊富になりやすいことがまず1つ目のメリットです。
肌の状態が良いときにできる
人間の肌は、子どものころと比べて年齢とともに少しずつ衰えていきます。
乾燥肌になったり肌のダメージが回復しにくくなったりと、さまざまな不調が現れてきますが、こうした状態の悪い肌は脱毛の大敵です。
悪い状態の肌には脱毛の効果がなかなか得られなかったり、安全面を考慮して施術が受けられなかったりすることもあります。
その点、若いうちは肌の潤いが十分でいい状態をキープしやすく、効果的で安全に医療脱毛を進めやすくなることが2つ目のメリットです。
カミソリで肌を傷つけることを防げる
自分でムダ毛処理をする場合、一般的なのはカミソリを使った処理ですが、カミソリはムダ毛を剃るだけでなく、肌に傷をつけていることをご存知でしょうか。
カミソリで処理をすると、肌がヒリヒリするカミソリ負けを起こすことがあります。
これは、肌に傷がつくことで起こるトラブルの代表例です。
若いうちから頻繁にカミソリでムダ毛処理をしていると、肌にいくつもの傷跡を残す可能性があります。
医療脱毛をすれば、このようなムダ毛処理の回数を減らすことができるでしょう。
自己処理の回数を減らすことで、肌にできる傷をできるだけ少なくすることが3つ目のメリットです。
未成年が医療脱毛をするときの注意するポイント
若いうちから医療脱毛を始めるメリットをご紹介してきましたが、一方で、未成年の医療脱毛ならではの注意点もあります。
焦って契約を考えずに、必ず注意点もチェックしておきましょう。
保護者の同意書が必要
未成年の方が脱毛クリニックと契約する際には、必ず保護者の同意書が必要となります。
カウンセリングや契約の場には保護者の同伴は不要ですが、同意書がないと契約できません。
保護者の同意書は、各クリニックの公式サイトからPDFファイルなどでダウンロードできる場合が多いので、印刷して保護者に記入してもらいましょう。
医療脱毛は決して安価なものではありません。
少ない部位を脱毛するにしても完了までに数万円単位の費用が必要となります。
自身で費用を全額用意するのが難しい場合は、必ず金銭面に関しても保護者と相談をしてください。
公式サイトには料金の詳細が記載されているので、保護者と一緒に閲覧して料金を正しく把握しておきましょう。
また、料金の面などについて不安・不明なことがあれば、保護者とともにカウンセリングを受けることもおすすめです。
脱毛クリニックのカウンセリングってどんなこと話すの?流れは?
ホルモンバランスが不安定
未成年は身体が成長途中でホルモンバランスが不安定になりやすいため、医療脱毛を検討する際には、注意が必要です。
体には「毛周期」と呼ばれる体毛が生え変わるサイクルがあります。
医療脱毛を効果的に進めるには、この毛周期に合わせて施術を受けることが大切になります。
しかし、ホルモンバランスが不安定だと毛周期も乱れやすくなってしまいます。
そのため、効果的な毛周期のタイミングで施術を受けられず、思うような効果を得られなくなるケースもあるのです。
続けていけば効果は期待できますが、タイミングが合わないと想像より回数が必要になりやすいことを覚えておきましょう。
【脱毛の疑問】毛周期は一緒じゃない?部位別の毛周期をまとめて解説
新しい毛が生えてくる
身体が成長途中の未成年は、医療脱毛の施術時にまだ生えてきていない体毛がある可能性もあります。
医療脱毛を完了後に、そういった体毛が生えてくるケースもあるので要注意です。
医療脱毛はすでに生えている体毛の毛根に作用し、その再生力を破壊するため、まだ生えてきていない体毛には作用できません。
脱毛クリニックによって年齢制限が設けられているのは、この点を考慮しているためです。
ニキビができるとレーザーが当てられない
医療脱毛は施術を受ける予定の部位にニキビがあると、レーザーが当てられなくなります。
ニキビができていると反応が過剰になってしまうことがあり、やけどを起こす可能性があるためです。
ニキビのできやすさについてもホルモンバランスが大きく関わっています。
ホルモンバランスが乱れやすい未成年はニキビもできやすく、施術ができない日ができがちなのも要注意ポイントです。
でも治りかけのニキビであれば施術が可能なので、ニキビの炎症を起こしたときはなるべく早く治すように心がけましょう。
未成年でも医療脱毛は可能だが成人後がおすすめ
脱毛クリニックを利用できる年齢制限はクリニックによって異なり、中高生から始められたり、年齢制限がないクリニックなら小学生からでも始められたりとさまざまです。
とはいえ、基本的には成人してからのスタートをおすすめしたいところです。
成人前の不安定なホルモンバランスだと思うような効果が得られず、想像以上の出費が必要となることや、通う回数が増えることで完了までにかかる期間も伸びるので注意が必要です。
予定していた回数で終わらず追加で施術を受けたいときに、就職活動や進学の準備などと重なってしまうと、スケジュールがより圧迫されてしまいます。
就職や進学が済み、一段落ついてから余裕を持って始めることをおすすめします。
成人後すぐであればホルモンバランスが落ち着きやすいうえに肌の状態もよく、より効果的な医療脱毛が期待できます。
また費用の面でも、保護者に頼らずアルバイトなどの自分の収入で通えるでしょう。
成人後であれば同意書も不要となるので、保護者の方に脱毛のことを相談したくない方でも安心です。
学割に関しては大学生でも利用できるので、出費が中高生よりも増えるということはありません。
まずは無料カウンセリングでご相談ください
未成年の脱毛は自分だけの問題ではなく、保護者の考えもしっかりと聞く必要があります。
保護者にどう伝えればいいのか分からず不安という方は、まず脱毛クリニックで無料カウンセリングを受けてみましょう。
カウンセリングでは、医師に年齢のことだけではなくさまざまなムダ毛の悩みなどを相談できます。
保護者にどう伝えればいいのか、また予算はどれくらいあれば問題ないのかなど、悩みがちなポイントをすぐに解消できる機会です。
カウンセリング自体に料金はかからず、無理な勧誘もされないので気軽に受けてみましょう。
脱毛クリニックのカウンセリングで聞いておきたいポイント5個!
まとめ
- 中高生からでも医療脱毛が受けられるクリニックがある
- 未成年は契約時に保護者の同意書が必要
- 基本的には成人後からスタートするのがおすすめ
今回は、医療脱毛が未成年からでも始められることをご紹介しました。
未成年の脱毛でネックとなるのは、やはり金銭面。
複数の部位を脱毛すると、完了までに10万円以上の費用が必要になることもあります。
さまざまな部位を脱毛したい気持ちを抑え、特に気になるところだけを脱毛するのがおすすめです。
学割やお得なキャンペーンを実施している場合もあるので、必ずチェックするようにしておきましょう。