【脱毛の疑問】毛周期は一緒じゃない?部位別の毛周期をまとめて解説

脱毛を受ける方にぜひ知っておいてほしい知識が、「毛周期」です。

医療脱毛やエステ脱毛では、毛周期が成長期である毛にもっとも強くアプローチができます。

つまり、毛周期が成長期以外のときに施術を受けると、脱毛効果がさがるのです!

毛周期は部位ごとに異なります。

パーツ脱毛を受けている方や全身脱毛を受けている方は、通い方にほんの少し注意すれば効率よく脱毛効果を得ることができるでしょう。

この記事では、部位別の毛周期による最適な脱毛の通い方や、脱毛効果をあげる方法まで、全部まとめて解説します!

毛周期を知れば効果があがる!

医療脱毛やエステ脱毛を受けるにあたって、毛周期の知識は欠かせないものです。

毛周期への理解の有無で脱毛効果に大きな差が出るといっても過言ではありません。

まずは、毛周期と脱毛効果の関係性について見ていきましょう。

毛周期とは

毛周期とは、毛が生えてから抜け落ちるまでのサイクルのことです。

毛周期は、成長期・退行期・休止期の3つの期間からなり、それぞれ以下の特徴をもっています。

毛周期特徴見た目の変化脱毛効果
成長期発毛した毛が細胞分裂し、成長する期間処理をしても毛が伸びるもっとも効果が大きい
退行期毛の細胞分裂がとまり、抜け落ちるまでの期間ひっぱると抜けるやや効果がある
休止期毛が抜け落ちて、次の毛が生えるまでの準備期間毛がない状態ほとんど効果がない

脱毛効果を得やすいのは成長期の毛

医療脱毛やエステ脱毛でより高い脱毛効果が得られるのは、成長期の毛です。

毛乳頭(毛に栄養を送る細胞)と毛の結合が弱くなる退行期は効果が小さく、また、毛が毛乳頭から完全に離れる休止期の施術は、次の発毛を抑える効果がほとんどありません。

そのため、脱毛効果を高めるには、成長期の毛が多い状態で脱毛施術を受ける必要があります。

毛周期は部位ごとに異なる!

毛周期は部位ごとに異なるため、医療脱毛でもエステ脱毛でも、部位別の毛周期を知っておくとよいでしょう。

部位別の毛周期や、脱毛完了までの回数の目安を解説します。

毛周期を部位別に解説

脱毛で人気のある部位の毛周期と、医療脱毛・エステ脱毛それぞれにおける脱毛完了までの平均回数をまとめました。

部位毛周期平均脱毛回数(医療)平均脱毛回数(エステ)
ワキ2~3か月7回18回
VIO1.5~2か月6回18回
太もも1.5~2か月5回16回
ひざ下1.5~2か月6回18回
1~2か月8回24回
ひじ上下・手の甲1.5~2か月5回16回
全身2か月6回18回

毛周期にあわせて最適なペースで通った場合、医療脱毛とエステ脱毛でかかる平均回数は上記のとおりです。

ワキ脱毛の場合は2~3か月おきに1回なので、医療脱毛で約1年半、エステ脱毛で約3年かかる計算になります。

短期間で完了したい方には、医療脱毛がおすすめです。

医療脱毛に通う回数・期間|脱毛完了まで最短何回?短期間で終える方法

最短で脱毛完了を目指すなら毛周期にあわせて通おう

最短で脱毛完了を目指したいなら、成長期の毛が多い時期に脱毛に通いましょう。

本来であれば、ムダ毛が目立ってきたタイミングが照射をおこなう目安です。

でも日頃シェービングをしていて目視が難しい方は、上記の毛周期表を目安に、2か月前後は間隔をあけて通うのがおすすめです。

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部位脱毛での最適な通い方

部位脱毛の場合、施術予定のパーツ数によって最適な通い方が変わります。

では、毛周期にあわせた部位脱毛の最適な通い方についてみていきましょう。

パーツが1部位の場合

ワキだけ、VIOだけなど、1部位だけの場合は、脱毛を受ける部位の毛周期にあわせて通うとよいでしょう。

はじめのうちは毛量が多いため、毛周期と多少ずれても気にしなくて大丈夫です。

医療脱毛の場合は、1~3回目までを毛周期ちょうどの間隔で、4回目以降は毛周期+1か月の間隔で通うのがおすすめです。

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パーツが2部位以上の場合

ワキ+VIO+太ももといったように、2部位以上のパーツを脱毛する場合は、長いほうの毛周期にあわせるのがベストです。

施術の間隔が短すぎると、脱毛効果はさがります。

多少であれば間隔があいてしまっても問題はないので、毛周期の長いパーツを基準に施術の間隔をあけましょう。

全身脱毛での最適な通い方

全身脱毛を受ける際にも、毛周期にあわせた通い方を意識しましょう。

全身脱毛初期と後期の通い方について、それぞれ解説します。

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毛が多いうちは平均的な通い方を

はじめて全身脱毛をおこなう場合は、アプローチできる毛が多いので、2か月に1回のペースで施術を受けてもかまいません。

各部位の毛周期の平均である2か月ごとに通えば、より多くの毛に効果が出ます。

脱毛初期で毛量が多い1~3回目の施術は、2か月を目安に通いましょう。

毛が少なくなったら発毛の状態をチェック

個人差はありますが、脱毛後期に入る4回目以降は毛がまだらに生えてくるため、2か月に1回のペースで通っていてもあまり効果はあらわれません。

発毛の状態をチェックできるのであれば、毛がたくさん生えそろったころに施術を受けるのがベストです。

発毛状態が自分で確認できない場合は、4~6回目を3か月おき、6回目以降は4か月おきを目安に通うとよいでしょう。

また、過去に脱毛経験があり毛が薄くなっている方も、毛周期を意識して通うようにしましょう。

脱毛効果がさがる?毛周期が乱れる3つの原因と対処法

自己処理の方法や生活習慣などによって毛周期が乱れると、脱毛効果がさがる場合があります。

毛周期を乱す原因と、その対処法について知っておきましょう。

毛根から毛を抜かない

毛根から毛を抜くと人工的に休止期の状態になってしまうため、脱毛中に毛根から毛を処理する方法はNGです。

毛抜きやワックスなどで自己処理をおこなっている方は、今すぐやめましょう。

カミソリ?クリーム?ムダ毛の自己処理におすすめなのは?

毛根から毛を抜いた状態では、本来の毛周期にあわせたペースである「前回の照射から2か月後」に照射を受けても、効果は期待できません。

毛を抜くことにより、毛周期が崩れるためです。

毛根から毛を処理していると、脱毛効果が出ない休止期状態で照射を受けることになってしまいます。

気をつけましょう。

生理中の脱毛はひかえる

生理直前や生理中はホルモンバランスの変化から、毛周期が乱れがちになります。

また、肌が敏感になる、体調が悪くなりやすいなど、体の変化も多い時期です。

安全面から脱毛機器の出力をさげて施術する場合もあるので、1回あたりの脱毛効果をあげたい方は生理中の脱毛をひかえましょう。

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不摂生を治す

毛周期の乱れが起こる原因のひとつが、不摂生です。

睡眠不足や極端なダイエットなどで、体がストレス過多や栄養不足の状態に陥ると、毛に十分な栄養がいかなくなります。

毛に充分な栄養がなければ、休止期から成長期へむかう毛のサイクルが乱れるため、脱毛効果がさがる可能性があるのです。

栄養のある成長期の毛を作るためにも、規則正しい健康的な生活を送りましょう。

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まずは無料カウンセリングへ

医療脱毛では、2~3か月ごとの照射が平均的です。

しかし過去に脱毛をしたことがある方と、脱毛がはじめての方とでは通い方が異なります。

忙しくても効果的なペースで通えるのか、何回通えば効果が出るのかなど、脱毛の疑問や不安は無料カウンセリングで相談しましょう。

経験豊富な医療スタッフが、ひとりひとりにあった最適な脱毛プランを提案してくれます。

脱毛クリニックのカウンセリングってどんなこと話すの?流れは?

まとめ

脱毛に通うなら、1回あたりの脱毛効果をあげたい!と思うのは当然のこと。

毛周期にあわせた通い方を意識すれば、医療脱毛の効果はグッと高まります!

  • 全身脱毛は約2か月の間隔をあけて施術に通う
  • 医療脱毛4回目以降は、間隔を少し長めにして通う
  • 毛が生えそろっているタイミングで施術を受ける
  • 毛を抜く自己処理はやめる
  • 生理中の脱毛はひかえ、睡眠や栄養をしっかりとる
  • まずはカウンセリングで相談する

毛周期にあわせた脱毛で、効果の高い医療脱毛を体感してみてくださいね。

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