お酒はNG?脱毛後すぐに控えたほうがいいこと7選!アフターケアも

脱毛後の飲酒や運動は控えたほうがいいとされています。
しかし、脱毛の予約をしている日に飲み会の予定が入ったり、ジムに行きたくなったりしたことはないでしょうか?
「1度くらい大丈夫なのでは?」と、そう思ってしまう方もいると思いますが、控えるべき事項を守らないと、脱毛効果が弱まるだけでなく、肌に大きな影響が及ぶ可能性もあります。
なぜいけないのかその理由を正しく知って、効果のある脱毛をおこないましょう。
脱毛後の7つの制限事項
脱毛後の制限事項には、主に施術を受ける側の身体を守る目的があります。
以下の7つのポイントを押さえて、安全に脱毛をおこないましょう。
毛抜きによる自己処理
脱毛後に、毛抜きでの自己処理はやめましょう。
脱毛効果が弱まるだけでなく、肌にも負荷がかかってしまいます。
脱毛後、実際に毛が抜けるまでには1週間程度かかります。
その間は生えていた毛が伸びるので、どうしても綺麗に処理したくなり、毛抜きで処理をしてしまう方もいるようです。
しかし毛抜きで自己処理をすると、せっかくの脱毛が水の泡になってしまいます。
というのも、毛には「成長期」「退行期」「休止期」があります。
脱毛効果があるのは成長期の毛だけであり、そのほかの毛は自然に成長するのを待ち、再度照射する必要があるのです。
このように、数回照射を繰り返すことで脱毛が完了します。
しかし毛抜きで処理をすると毛周期が崩れ、追加照射を必要とする場合があります。
きっちり脱毛を完了させたいなら、毛抜きの使用は控えましょう!
どうしても気になるときは電気シェーバーでお手入れ
どうしてもムダ毛が気になる場合は、電気シェーバーでお手入れをしましょう。
女性用の美容電気シェーバーであれば、肌を傷つけずに細かい部分まで処理できます。
飲酒
脱毛後の肌は敏感で、少しの刺激にも反応してしまいます。
脱毛の施術をした直後、肌は軽い火傷を負っている状態です。
目に見える赤みや炎症がないとしても、肌の内部では受けたダメージを癒すために免疫機能が働いているのです。
また、アルコールには利尿作用があり、体内の水分を奪ってしまいます。
脱毛後に飲酒をすると、肌の回復のために使われる水分が体外に排出され、免疫機能が十分に働かず炎症を起こしてしまう可能性があります。
施術後にアルコール摂取が可能になる時間はクリニックによって違うので、必ず事前に確認をおこない、スケジュール管理をしましょう。
日焼け
脱毛後には肌が敏感になっており、そのタイミングで日焼けをすると、シミや乾燥、赤みや炎症などの肌トラブルが起こる可能性が高くなります。
しかもそれだけでなく、脱毛効果が低下するおそれも。
脱毛は、レーザー光が黒色メラニンに反応して処理をおこないます。
通常であれば、毛のメラニン色素に強く反応し、毛根細胞にダメージを与えますが、日焼けした肌は黒色メラニンを多く含むため、レーザー光をあてたときに熱が拡散してしまい、毛根細胞に届く熱量が少なくなる可能性があるのです。
日傘や帽子、長袖のカーディガンなどの日よけアイテムを使用して、施術前後の日焼け対策は徹底的におこないましょう!
運動
運動による体温上昇と血行促進効果も、肌に負荷をかけてしまう可能性があります。
脱毛後の肌は熱がこもった状態です。
この状態でさらに体温が上昇すると、肌の内部で起きている炎症が悪化する可能性があり、さらに血行が促進されることで毛細血管が開き、かゆみを生じやすくなります。
通常時であれば体によいとされる運動ですが、脱毛後1週間程度は激しい運動を避けましょう。
入浴・温泉
基本的には、脱毛当日の入浴は避け、シャワーで済ませましょう。
ただし、クリニックによっては入浴が可能な場合もあるので、気になる方は事前に確認するようにしてください。
しかし、たとえ入浴が可能でも温泉はおすすめできません!
長時間お湯に浸かることによって、体温上昇、血行促進が肌トラブルにつながることも。
また、毛穴が開くと同時に汗をかくので、雑菌が入って炎症を起こす可能性があります。
どうしても外せない旅行の予定がある場合は、施術日の変更などスケジュールの調整をおこなってくださいね。
予防接種
脱毛前後の予防接種や薬の服用は避けましょう。
普段は反応しない成分でも、赤みやかゆみが出る可能性があります。
多くのクリニックで、脱毛の前後約10日間は予防接種が禁止されているようです。
予防接種の予定と脱毛の予約が被らないように調整しましょう。
乾燥
脱毛施術後の肌はダメージが残っており、乾燥するとそのダメージが深刻化してしまいます。
肌への刺激を避け、入浴後の保湿ケアは丁寧におこないましょう!
おすすめの保湿ケア方法
脱毛後の肌はレーザーの熱により水分が奪われた状態です。
化粧水で水分を補給し、保湿クリームで保湿をしましょう。
肌の水分量が多いとレーザー熱の浸透率がよく、毛穴の奥まで届き、脱毛効果を高めることもできます。
肌を守り、脱毛効果を高めるためにも、脱毛後の乾燥は避けましょう。
効果を高める食事
脱毛後の肌は、レーザー熱による細かい傷ができています。
肌の水分量を上げて再生力を高めることで、トラブルを防ぎながら脱毛効果を高めることができます。
そのためには、食生活を見直すことも大切です!
脱毛機間中に意識して摂りたい栄養素についてまとめました。
ビタミンA
ビタミンAには、新陳代謝を活発にしたり、皮膚の健康を維持する働きがあります。
にんじんやモロヘイヤなどに含まれているβカロテンはビタミンAに変換されるので、脱毛期間中は積極的に摂りましょう。
タンパク質
皮膚はたんぱく質でできており、たんぱく質不足は皮膚の再生を遅らせる原因となります。
肉、魚、卵などに多く含まれているため、タンパク質も脱毛期間中は意識して摂取しましょう!
まとめ
- 毛抜きによる自己処理はしない
- 飲酒・日焼け・運動・温泉・予防接種は控える
- 乾燥に気をつけ、保湿をおこなう
- ビタミンAやタンパク質を摂取する
脱毛後の肌は、非常に敏感です。
自分の肌をトラブルから守り脱毛効果を高めるためにも、控えるべき行為は避けて安全で快適に過ごすようにしましょう。