カミソリ? クリーム? ムダ毛の自己処理におすすめなのは?

女性にとっては欠かせないムダ毛の処理。
脱毛クリニックなどの医療機関で処理をすると高い費用がかかってしまうので、自己処理をしている方も多いことでしょう。
そしてカミソリやクリームなど手法はたくさんあるため、どの方法で処理するのがよいのか迷われている方も多いのではないでしょうか?
間違ったお手入れをして皮膚を傷つけたり、肌質に合わない処理をおこなったりすると、肌トラブルを引き起こす原因となります。
そのためムダ毛の処理をする際には、自分に合ったムダ毛の処理方法を見つけて正しいケアをおこなうことが大切です。
今回は、カミソリや脱毛クリームなどを使ったムダ毛の自己処理方法について、メリット・デメリットなども含めてご紹介します。
自己処理するときの事前準備や剃るときの注意点、自己処理後の対策についてもご紹介しますので、ムダ毛の処理をする際の参考にしてください。
目次
自己処理前に必要な準備とは?
蒸しタオルで毛を柔らかくしよう
ムダ毛の処理をする際には、事前に毛を柔らかくしておくことが大切です。
蒸しタオルでムダ毛が気になる部分を温めて、十分に毛を柔らかくしてから処理をおこないましょう。
お風呂に入って、毛が柔らかく清潔な状態に
毛は水分によって柔らかくなるため、お風呂上りにムダ毛の処理をするのもおすすめです。
また、入浴で全身の汚れを洗い流して清潔な状態になっているので、衛生面でも安心です。
入浴中にムダ毛の処理をする方も多いですが、これはおすすめしません。
お風呂場には雑菌が多く、毛穴に細菌が入るなどのリスクを伴うからです。
お風呂上りに清潔な環境のもと、ムダ毛の処理をおこないましょう。
剃るときにはシェービングクリームを塗っておく
ムダ毛を剃るときに欠かせないのが、シェービングクリームです。
シェービングクリームはムダ毛の処理をしやすくするもので、肌のすべりをよくしたり、毛を柔らかくしたりする働きがあります。
また保湿成分や美容成分などが多く含まれているため、ムダ毛を処理した後のお肌の乾燥も防ぐことができます。
ほかにも肌表面の角質を取り除くなど、肌の状態を整えながらムダ毛の処理をおこなえるようにしてくれます。
除毛クリームやシェービングクリームは事前にパッチテストを
除毛クリームやシェービングクリームが肌に合わなかった場合、アレルギー反応が起こる可能性があります。
商品を初めて使用する際には、自分の肌に合っているのかを確かめるために必ずパッチテストをおこないましょう。
1日経って異常がなければほぼ問題ありませんが、赤みやかゆみなどの症状が現れた場合は使用を中止してください。
使用する道具
ムダ毛の簡単な処理自体は、脱毛クリニックなどの医療機関に通わなくても自宅で手軽にできます。
自己処理の手法としては、カミソリやクリーム、電気シェーバーなどが挙げられますが、それぞれおすすめのポイントと注意点があります。
使用する器具の特徴を理解して、自分の肌質や剃りたいパーツに合わせて使用するものを選ぶようにしましょう。
ここでは、カミソリ、クリーム、電気シェーバーの3つについてメリット・デメリットをご紹介します。
カミソリ
カミソリは、一般的に使用されているムダ毛の処理器具です。
あまりコストをかけずに、気軽にムダ毛のお手入れをしたいという方におすすめします。
【メリット】
- ・脱毛クリームや電気シェーバーと比べてコストがかからない
- ・手軽にムダ毛の処理ができる
- ・深く剃ることができるので、きれいに剃れる
- ・産毛などの細かい毛も処理しやすい
【デメリット】
- ・肌との摩擦が大きいため、皮膚の表面を傷つけるおそれがある
- ・肌荒れ・乾燥の原因になりやすい
- ・剃り方によっては、ブツブツとした毛が残ることがある
除毛クリーム
脱毛クリームは、短時間で広い範囲のムダ毛を処理することができます。
クリームを塗って放置するだけなので、背中などの手が届きにくいパーツのムダ毛を処理したい方にもおすすめです。
【メリット】
- ・電気シェーバーと比べてコストがかからない
- ・塗るだけで広範囲のムダ毛を処理することができる
- ・仕上がりがきれいで、手触りがいいい
- ・伸びてきた毛がチクチクしにくい
- ・背中などの細かい作業が難しいパーツも処理しやすい
【デメリット】
- ・刺激が強いため肌トラブルを起こす可能性がある
- ・敏感肌の人は使用を控えた方がよい
- ・顔には使用できない
- ・肌を溶かす成分が入っている
- ・継続的に使用するとコストがかかる
電気シェーバー
電気シェーバーは、気軽にムダ毛の処理をできるという点で多くの方が使用しています。
比較的肌への負担が少ないため、肌が弱い方にもおすすめです。
アンダーヘアをヒートカッターで自己処理するメリット・デメリット
【メリット】
- ・硬い毛質でも剃りやすい
- ・カミソリに比べて肌を傷つけにくい
- ・比較的肌に優しい
- ・場所を選ばず、手軽にムダ毛を処理することができる
【デメリット】
- ・コストがかかる
- ・細かいパーツや細かい毛には向かない
- ・深く剃ることができない
- ・洗浄などの手入れに手間がかかる
- ・ザラザラ感が残ることがある
剃るときの注意点
カミソリや電気シェーバーは、気軽にムダ毛を剃れるという点で優れています。
しかし、お肌に直接刃を当てて処理をおこなうため、肌トラブルを引き起こしやすいというのも事実です。
このような肌トラブルを世間一般では「カミソリ負け」といいます。
カミソリや電気シェーバーを使ってムダ毛の処理をおこなった場合、どのような肌トラブルが起きるのか、改善するにはどうしたらいいのか気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、剃るときに肌トラブルが起きる原因や改善策についてみていきましょう。
肌トラブル
ムダ毛を剃ったときに生じる肌トラブルとして、かゆみ、痛み、赤み、出血などが挙げられます。
このような症状を引き起こすのは、ムダ毛を剃ることによってできた傷が原因です。
また、ムダ毛を剃るということはお肌の角質を落とすことにもつながります。
お肌が敏感な状態のまま放置したり熱いお風呂に入ったりすると、かゆみやヒリヒリとした感覚が生じることもあります。
改善策
肌を傷つけずにムダ毛を剃るためには、肌のすべりをよくすることが大切です。
シェービング用のクリームやジェルをたっぷり塗ってから、優しくなでるように剃りましょう。
また、ムダ毛を剃った後のお肌は角質がはがれて敏感な状態になっています。
熱いお湯は避けてぬるめのお風呂に入るようにしましょう。
そして入浴後は、化粧水や乳液、クリームなどを使ってしっかりと保湿をおこなってください。
自己処理後のトラブル対策
化粧水などを使ってしっかりと保湿しよう
ムダ毛の処理をおこなった後のお肌は、目に見えない傷やはがれなどが生じていることも多く、とてもデリケートです。
きちんとケアをしておかないと、お肌がカサついたり炎症を起こしたり、毛穴が黒ずんでしまったりすることもあります。
化粧水やアフターシェービングローションなどを使い、しっかり保湿をしてお肌の状態を整えましょう。
脱毛後、赤みやかゆみがある場合は冷やす
脱毛クリームを使ってムダ毛の処理をおこなった場合、お肌のほてりによって赤みやかゆみが生じることもあります。
冷やしたタオルや保冷剤などを使って10分ほど冷やし、炎症を鎮めましょう。
鎮静後は、お肌の状態が落ち着いてから保湿をおこなってください。
入浴は避けてシャワーで済ませるか、ぬるめのお湯に浸かろう
お肌に細かい傷やはがれがある状態で湯船に浸かると、そこから細菌が入り込んで炎症を引き起こしてしまうことがあります。
また、熱いお湯は刺激が強く、弱ったお肌をさらに傷めつけてしまうリスクがあるためよくありません。
ムダ毛の処理をおこなった後は、ぬるめのお湯に浸かるか、衛生面が気になる方は入浴を避けてシャワーで済ませることをおすすめします。
まとめ
- ・ムダ毛の自己処理をする際には、事前に温めて毛を柔らかくしておく
- ・電気シェーバーは、コストはかかるが肌への負担が少ない
- ・ムダ毛を剃るときには、シェービング用のクリームやジェルを使用する
- ・ムダ毛を自己処理した後は、しっかりと保湿をする
ここまで、ムダ毛の自己処理法についてご紹介しました。
それぞれメリット・デメリットがあるため、自分の肌質や処理したいパーツに合ったものを選ぶのがおすすめです。
自宅でムダ毛を処理して、ツルツルのお肌を手に入れましょう!