敏感肌でも大丈夫?脱色剤で自己処理するメリット・デメリット

人目につきやすい腕や足のムダ毛は、かなりの頻度で自己処理をするという方も多いのではないでしょうか。
今回取り上げるのは、短時間でムダ毛処理ができる脱色剤についてです。
脱色剤を使うメリットやデメリット以外にも、脱色剤の選び方や使用上の注意点についても詳しく解説します。
目次
- 脱色剤の仕組みって?
- 脱色剤を使った自己処理方法の手順
- 手順1:必ずやろう!事前準備のパッチテストと体調確認
- 手順2:肌をきれいな状態に
- 手順3:脱色剤をよく混ぜ合わせる
- 手順4:脱色剤を脱毛したい部位に塗る
- 手順5:洗い流して保湿する
- 脱色剤の選び方と使用上の注意点
- 必ずボディ用の脱色剤を使う
- 肌が弱い方は敏感肌タイプを選ぼう
- 女性用と男性用を正しく使おう
- ボディー以外の使用は危険
- 脱色剤を使った自己処理!3つのメリットとは
- 短時間で広範囲の処理が可能
- 2~3週間は毛が目立たない
- 手軽に購入できる
- 脱色剤を使った自己処理!2つのデメリット
- 生えてきた毛との境目がくっきり
- 使える部位が限られる
- 思い切って脱毛するという方法も!
- 脱毛するなら医療脱毛がおすすめ
- まとめ
脱色剤の仕組みって?
脱色剤は、脱色クリームなどの名前で販売されていて、1剤(アルカリ性液)と2剤(過酸化水素水)を混ぜて使う混合タイプのものが主流となっています。
また、毛の脱色はブリーチともいわれ、薬品を使用して毛の色素を抜くため、毛は生えたままですが、目立ちにくくなるという特徴があります。
脱色剤を使った自己処理方法の手順
早速ですが脱色剤を使った自己処理方法をお伝えします。
手順についても解説しまるので、しっかり確認してくださいね。
手順1:必ずやろう!事前準備のパッチテストと体調確認
脱色剤を使用する前に、必ずおこなうのが「パッチテスト」です。
パッチテストのやり方は、少量のクリームを腕の内側などに塗ります。
そして商品の説明書に記載されている時間放置して、肌の様子を観察します。
赤くなったり、かゆみや痛みなどの症状が出る場合、製品が肌にあっていない可能性があります。
その場合は使用を控えましょう。
また、パッチテストで肌に変化がなくても、体調がすぐれない、身体の免疫力が落ちているというときも脱色剤の使用は控えたほうが無難です。
手順2:肌をきれいな状態に
脱色剤を使う前は、肌を清潔な状態にしておきましょう。
肌に皮脂や汚れなどがついていると、脱色剤がうまく浸透せずムラになる可能性があります。
手順3:脱色剤をよく混ぜ合わせる
脱色剤が充分に混ざっていないと、本来の効果が出ない場合があります。
そのため、脱色剤はしっかりと混ぜ合わせましょう。
手順4:脱色剤を脱毛したい部位に塗る
脱色剤を肌に塗布する際は、脱色剤の刺激から肌を守るため、素手ではなく、必ず付属のヘラなどを使って塗るようにしましょう。
ムダ毛がすべて隠れるくらいたっぷりと脱色部位にまんべんなく塗ってください。
また、塗り残しがないように注意してくださいね。
手順5:洗い流して保湿する
説明書どおりの時間放置したら、脱色剤をきれいに洗い流します。
流す際は肌を強くこすらず、熱いお湯ではなくぬるま湯や常温水を使いましょう。
また、放置する時間は説明書をしっかりと確認し、記載があるとおりの時間放置させてください。
脱色剤の選び方と使用上の注意点
脱色剤を使ったムダ毛の自己処理は、製品選びが重要です。
正しい商品選びと使用上の注意点をしっかりと理解し、肌トラブルを回避しましょう。
必ずボディ用の脱色剤を使う
市販されている脱色剤は、頭髪用やボディ用など部位によって異なります。
体のムダ毛を脱色したい場合は、必ずボディ用を使うようにしましょう。
なぜなら脱色の原理は同じでも、成分に含まれる薬品の種類や量が異なるからです。
肌トラブルを引きおこす原因にもなるため、頭髪用の脱色剤を体のムダ毛処理に使わないようにしてください。
肌が弱い方は敏感肌タイプを選ぼう
化粧品で肌に赤みやかゆみが生じたり、毛染めやパーマ液で頭皮がかぶれた経験などがある方は、肌が弱い可能性があります。
脱色剤には敏感肌タイプの製品も販売されているので、肌に不安がある方は、敏感肌用の脱色剤を使用するようにしましょう。
女性用と男性用を正しく使おう
脱色剤は、女性用と男性用が販売されています。
基本的な成分は同じですが、男性は女性よりも毛が濃いため、脱色剤に含まれる成分比率が異なります。
肌トラブルを避けるためにも、女性は女性用の脱色剤を使うのが無難でしょう。
ボディー以外の使用は危険
ボディ用の脱色剤を眉毛などに使用するのは危険です。
眉色などのほかの部位を脱色したい場合は、専用の脱色剤を使うか、専門のサロンで対応してもらうようにしましょう。
脱色剤を使った自己処理!3つのメリットとは
脱色剤の使用には注意が必要ですが、手軽さなどメリットもあります。
どのようなメリットがあるのか、確認していきましょう。
短時間で広範囲の処理が可能
脱色剤を使うと、広範囲の毛も楽に脱色できます。
放置する時間も、早いものだと10分ほどという製品もあるようで、短時間で脱色が完了します。
2~3週間は毛が目立たない
個人差はありますが、脱色後2~3週間ほどは毛が目立たない状態を維持できます。
そのため、カミソリや電気シェーバーなどよりも自己処理の頻度が減り、肌への負担も少なくなります。
手軽に購入できる
市販の脱色剤は、500円~1,500円ほどでネット通販やドラッグストアで販売されています。
そのため、手軽に手に入れることができるのもメリットのひとつでしょう。
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脱色剤を使った自己処理!2つのデメリット
脱色剤の使用にあたって、次のようなデメリットも存在します。
生えてきた毛との境目がくっきり
新しく生えてきた毛は、本来の毛色である黒い状態になります。
そのため、脱色した毛との境目がくっきりと目立ってしまうというデメリットがあります。
使える部位が限られる
脱色剤の効果を実感できるのは、腕や足や背中など毛がそれほど太くない部位に限られます。
ワキなどは、毛が太くしっかりしているので脱色には不向きです。
また、顔やVIOなどの肌がデリケートな部位もお肌のトラブルになりかねないため、脱色剤の使用は控えましょう。
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思い切って脱毛するという方法も!
自宅で手軽にできる自己処理ですが、繰り返し続けることで、肌へのダメージは蓄積していきます。
自己処理にかかる手間や時間を省きたい方は、思い切って脱毛してみてはいかがでしょうか?
ここからは、近年人気が高い医療脱毛について紹介します。
脱毛するなら医療脱毛がおすすめ
脱毛にはエステサロンなどでおこなう光脱毛と、クリニックなどでおこなう医療脱毛があります。
医療脱毛をおすすめする理由は以下のとおりです。
・光脱毛に比べて少ない回数かつ、短期間での脱毛が可能
・光脱毛とは異なり、半永久的な脱毛効果がある
・1回あたりの費用は高いが、総額は光脱毛より安くなる場合がある
・施術は医療従事者がおこない、トラブルの際にはクリニックで診察・薬の処方もできる
光脱毛はレーザーのパワーが弱いため、一時的に毛がなくなってもまた生えてきてしまうケースがあります。
一方、医療脱毛は高出力で施術をするため、脱毛効果が高く、半永久的な脱毛が可能です。
また、脱毛回数や期間も光脱毛に比べると少なくすみます。
そのため、費用総額は光脱毛より安くなる場合があります。
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まとめ
脱色剤での自己処理は、ムダ毛を目立ちにくくしたい方におすすめの方法です。
- 広範囲を短時間で処理できる
- 2~3週間は目立たない状態を維持できる
- 肌が弱い方は敏感肌タイプを使用する
- 自己処理から解放されたいなら医療レーザー脱毛がおすすめ
脱色剤は手軽にできる自己処理方法ですが、使用の際は説明書をよく読んで、正しい方法で使用しましょう。
また、「自己処理は大変だから脱毛したい」という方は、一度クリニックの無料カウンセリングで相談してみるのもおすすめです!
脱毛に関する不安や疑問などは、カウンセリングで解消しましょう。
ぜひ、自分にあったムダ毛処理方法を探してくださいね。