痛くない?除毛ワックスで自己処理するメリット・デメリット

「脱毛をしたいけど、もっと気軽にスベスベな肌を手に入れられる方法はないの?」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方におすすめの方法が、除毛ワックスを使った自己処理です。

毛根から毛を引き抜くため、脱毛後のようなきれいな仕上がりとなり、最近では男性・女性ともに多くの方が使用しています。

この記事では、除毛ワックスを使った自己処理方法から、除毛ワックスで自己処理をするメリット・デメリットまでをご紹介します。

除毛ワックスが気になる方は、参考にしてみてください。

カミソリ?クリーム?ムダ毛の自己処理におすすめなのは?

除毛ワックスとは

除毛ワックスとは、その名のとおりムダ毛の処理をおこなう製品です。

ムダ毛が気になる部分にワックスを塗り、毛を毛根から引き抜き抜くことで、簡単にツルツルの肌を手に入れることができます。

カミソリで処理をしたときのチクチク感が少ないことや、自分で剃ることが困難なデリケートゾーンなどもお手入れしやすいことが特徴です。

もちろん脱毛サロンでも取り扱っていますが、最近では自分で除毛ワックスを使用する方が増えているようです。

除毛ワックスを使った自己処理の仕方

ここでは、除毛ワックスを使った自己処理の仕方をご紹介します。

除毛ワックスは毛が1cm以上生えているところに効果があるので、その状態の部分でおこなうようにしましょう。

手順は次のとおりです。

1.脱毛箇所を洗う

まずは脱毛箇所の汚れをシャワーで洗い流し、タオルでしっかり水気を拭き取りましょう。

汚れや水分、油分などが肌に付着していると、ワックスと毛が密着せずに失敗してしまう原因となります。

完全に肌を乾かしたい場合には、タオルドライ後にベビーパウダーを薄く塗るのがおすすめです。

2.除毛ワックスを塗布する

除毛ワックスについているスパチュラを使って、ムダ毛が気になる箇所にワックスを塗布していきます。

スパチュラでワックスを少量すくい、毛の流れに沿って根元から均一に塗っていきましょう。

一度に広範囲へ塗るのではなく、1cm×3cm程に分けて少しずつ塗っていくのが成功のコツです。

3.シートを乗せる

ワックスを塗ったところにシートをかぶせます。

毛の流れに沿って上からぎゅっと押し、ワックスとシートをしっかり密着させてください。

そうすることで、シートをはがす際にワックスや毛が付いてきやすくなります。

4.シートをはがす

皮膚をおさえて毛の流れとは逆にシートをはがします。

このときペリペリとゆっくり引っ張るのではなく、勢いよく一気にはがすことがポイントです。

シートに皮膚が付いてきてしまうと、上手く毛が抜けないだけでなく、痛みの原因にもなるので注意しましょう。

除毛ワックスの自己処理は、この手順の繰り返しになります。

途中で痛みが生じてしまった場合は、保冷剤や冷やしたタオルを使ってクールダウンをおこない、休みながら処理をしていきましょう。

アフターケアも大切

ムダ毛が気になる箇所の除毛が終わったら、必ずアフターケアをおこなってください。

除毛後の肌はとても敏感になっているため、ここでしっかり保湿をおこなわないと、肌の乾燥や赤みなどの症状、埋没毛などが起こる可能性があります。

鎮静効果のある化粧水やクリームを使用して、肌の状態を整えるように心がけましょう。

除毛ワックスの選び方

除毛ワックスには多くの種類があるため、「どのような基準で選べば良いのかわからない」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここでは、除毛ワックスの選び方をご紹介しますので、参考にしてみてください。

水溶性と油性がある

除毛ワックスには水溶性タイプと油性タイプがあります。

水溶性ワックス

砂糖やはちみつをベースとして作ったもので、粘着力が弱く、痛みの少ないことが特徴です。

肌にやさしい原料を使用しており、アレルギー体質の方やデリケートゾーンの処理をするときにおすすめです。

油性ワックス

天然のロジンやロジンエステルを原料として作ったもので、粘着力が強く短い毛にも使用できます。

背中の産毛などにも密着するので、もともと毛質が細い方や産毛が生えているパーツの除毛におすすめです。

使用期限に注意

砂糖やはちみつが原料となる除毛ワックスには、使用期限があります。

使用期限が過ぎたものを使い続けていると、肌トラブルにつながるおそれがありますので、大容量のものを購入する際にはしっかりと日付をチェックしておきましょう。

使用期限が書いていないものに関しては、半年程度が目安となりますので参考にしてください。

除毛ワックスで自己処理をするメリット・デメリット

除毛ワックスを使った自己処理には、メリットはもちろんデメリットも存在します。

安全に使用するために、どちらもきちんと理解したうえで使用しましょう。

除毛ワックスで自己処理をするメリット

除毛ワックスのメリットは、自分で手軽にツルツルな肌を手に入れられることです。

そのほかにもたくさんのメリットがありますので、ぜひ参考にしてみてください。

コストが安い

医療脱毛や脱毛サロンで脱毛をした場合、1回につきおよそ数千~数万円の費用がかかります。

それに比べて除毛ワックスひとつ分の値段は、約2,000円~6,000円です。

ひとつ購入すれば何度か使用することができるので、経済的というメリットがあります。

仕上がりも脱毛後のようにきれいな状態になるので、「コストをかけずにツルツルな肌を手に入れたい」という方におすすめです。

痛みが少ない

除毛ワックスはムダ毛が気になる部位にワックスを塗り、そのうえからシートを貼り付けて勢いよくはがすことで、毛根から毛を引き抜く自己処理方法です。

その過程から「痛みをともなうのではないか」という不安を抱えている方も少なくありませんが、実際はイメージよりも痛みが少ない傾向にあります。

医療脱毛や脱毛サロンのほうが痛いという声もあり、痛みが苦手な方にもおすすめしやすい方法です。

【体験談あり】医療レーザー脱毛の痛みはどのくらい?強さによって違いはあるの?

それでも痛みが気になる場合には、痛みが少ない水溶性ワックスを選ぶようにしましょう。

さまざまな部位を脱毛できる

除毛ワックスはさまざまな部位の処理に使える、ということも大きなメリットです。

水溶性の除毛ワックスであれば、鼻毛やVIOなどのデリケートな部位にも使用できますし、粘着力の高い油性の除毛ワックスであれば、背中の産毛などの細い毛もキャッチすることができます。

このようにあらゆるパーツに使用できるので、ムダ毛が気になる箇所が多い方にもおすすめです。

除毛ワックスで自己処理をするデメリット

除毛ワックスのメリットがわかったところで、次はデメリットについてご紹介します。

除毛ワックスで自己処理をするデメリットとしては、3つの理由が挙げられます。

肌にダメージを与える可能性がある

除毛ワックスは間違った使い方をすると、肌にダメージを与えてしまうことがあります。

たとえば除毛ワックスを塗ってから長時間放置したり、ひんぱんに使用したりしてしまうと、赤みや腫れ、出血などを引き起こすおそれがあるのです。

商品に記載された放置時間を守り、使用頻度は4~6週間に一度におさえましょう。

痛みがともなうこともある

除毛ワックスは痛みが少ないといわれていますが、なかには痛みを感じる方もいます。

痛みを軽減するコツは、毛の流れに逆らって平行にシートを勢いよくはがすことです。

怖いからといってゆっくりシートをはがしたり、毛流に対して垂直にシートを張ったりしてしまうと、痛みをともなう原因となります。

また除毛ワックスを塗布する前に、ホットタオルなどで患部を温め毛穴を開いておくことで、毛が抜けやすくなり痛みを軽減することができますよ。

医療脱毛なら肌のダメージや痛みをおさえられる

除毛ワックスを検討している方のなかには、肌のダメージや痛みを心配して、なかなか試せない方もいることでしょう。

そんな方には医療機関で施術をおこなう、医療脱毛がおすすめです。

医師が施術をおこなうことで、肌のダメージを最小限におさえられるほか、万が一肌トラブルが起きた場合にも、責任を持って対応してもらえます。

また痛み対策として麻酔を用意しているので、実質的に除毛ワックスよりも痛みをおさえられる可能性が高いです。

より安全にスベスベな肌を手に入れたいという方は、医療脱毛できれいな肌を目指してみてはいかがでしょうか。

脱毛クリニックのカウンセリングってどんなこと話すの?流れは?

まとめ

  • 除毛ワックス後はアフターケアを忘れずに
  • 水溶性ワックスは肌が弱い方におすすめ
  • 油性ワックスは粘着力が強く、産毛も除毛できる
  • 除毛ワックスはさまざまな部位に使用できる
  • 医療脱毛なら肌へのダメージや痛みをおさえられる

手軽にスベスベな肌を手に入れたい方にとって、除毛ワックスは最適な方法でしたね。

除毛だけでは物足りないという方や肌トラブルが心配な方は、ぜひ医療脱毛も検討してみてください。

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