医療脱毛とサロン脱毛の違いはなに?気になるポイント別に解説!

現在主流の脱毛方法には「医療脱毛」と「サロン脱毛」の2種類があります。
これらは名称が異なるだけでなく、それぞれさまざまなメリット・デメリットをもっています。
脱毛に通う場所を選ぶ上で、2つの脱毛方法について違いを理解しておくのは非常に重要。
そこで今回は、医療脱毛とサロン脱毛の違いを徹底解説していきたいと思います。
目次
どちらを選ぶ?医療脱毛とサロン脱毛を徹底比較!
早速、さまざまな角度から両者を比べてみましょう。
使用する脱毛器の種類
医療脱毛とサロン脱毛の基本的なメカニズムは同じです。
ただし使用されている脱毛機器に大きな違いがあります。
医療脱毛で用いられる脱毛機器は医療機関でのみ使用を許されており、一般的な脱毛サロンでは使うことができません。
対してサロン脱毛の機器は、特別な資格がなくても使用することができます。
脱毛効果
脱毛機器の違いは、脱毛効果にもはっきりとあらわれます。
医療脱毛もサロン脱毛も、毛根にレーザーや光を照射することで脱毛効果をうながしますが、その出力に大きな違いがあるのです。
医療用脱毛機器は、脱毛サロンのものと比べて高出力の照射が可能です。
それにともなって毛の組織を破壊する力も非常に強力になり、半永久的ともいえる脱毛効果が期待できます。
このように、とても威力ある照射ができる機械なので、医療従事者でないと扱えません。
一方のサロン脱毛は、低出力での施術になるので、脱毛効果があらわれるまで何度も施術を重ねていくことがほとんどです。
そのため、効果を実感するのが医療脱毛に比べて遅く、持続しない可能性も高いといわれています。
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施術回数・必要期間
脱毛の施術は、毛の生まれ変わるサイクルである「毛周期」に合わせておこなわれます。
これは医療脱毛もサロン脱毛も同じなので、脱毛完了までにかかる期間は必要な施術回数によって決まります。
医療脱毛は1回あたりの脱毛効果が高いので、サロン脱毛よりもトータルの施術回数が少なく済むといわれます。
そのため、脱毛完了までの期間も短くなる傾向があります。
全身脱毛の施術回数・必要期間を例にみてみましょう。
医療脱毛で全身を脱毛した場合、完了までの施術回数は平均5回ほど、期間にするとおよそ1年~1年半になることが多いようです。
一方サロンで全身を脱毛した場合、完了までの施術回数は平均12回ほど、期間にするとおよそ2~3年になると考えられています。
費用の相場
脱毛にかかる費用の相場は、医療脱毛よりもサロン脱毛のほうが一見お手頃に思えます。
例として全身脱毛の費用を比較してみましょう。
(金額は2019年9月時点の情報をもとにしています)
医療脱毛で全身を脱毛した場合の平均的な費用は、およそ300,000円。
対してサロン脱毛で全身を脱毛した場合の平均的な費用は、およそ240,000円といわれています。
また、脱毛サロンはお得なキャンペーンを実施していたり、「ワキ脱毛100円」といった激安プランを用意していたりするところもあります。
そのためサロン脱毛は、少ない予算で脱毛をしたい学生などに人気が高い傾向にあります。
施術中の痛み
施術中の痛みに関しては個人差が大きいものの、一般的には医療脱毛のほうが痛みを感じやすいとされています。
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これは、医療脱毛が高出力の照射をおこなうためです。
施術中の痛みは、毛根で発生した熱が皮膚にまで伝わることが主な原因なのですが、医療脱毛は出力が高い分、発生する熱も大きくなってしまうのです。
サロン脱毛では低出力のレーザーを使用しているため、1回あたりの脱毛効果が弱い反面、痛みが生じにくいというメリットがあります。
施術スタッフ
医療脱毛をおこなうのは、国家資格をもつ看護師、または医師です。
医療脱毛クリニックには皮膚科医が常駐しているため、万が一肌トラブルが起きたときもスムーズに治療を受けられ、安全性もきわめて高いといえるでしょう。
対してサロン脱毛をおこなうスタッフには、特別な資格や免許は必要ありません。
とはいえ、実際に施術するスタッフは脱毛のための研修を受けているため、必ずしも「サロン脱毛だから安全性が低い」というわけではないので安心してください。
医療レーザー脱毛と光脱毛のメリット・デメリット
医療脱毛とサロン脱毛の特徴を解説したところで、それぞれのメリット・デメリットをまとめてみましょう。
医療レーザー脱毛
メリット
医療脱毛のメリットは、なんといっても脱毛効果が高いことでしょう。
半永久的な効果を見込めるので、早い段階でお手入れの手間から解放されます。
また、施術回数を少なく済ませることができるため、「結婚式までに間に合わせたい」といったような目標期限を設けている方にもおすすめです。
皮膚科医が常駐していることで、敏感肌の方も安心して通えるのがうれしいポイントですね。
デメリット
脱毛クリニックは医療機関ですが、施術は保険適用外のため料金が高くなってしまいます。
また個人差はありますが、脱毛効果が高い分、施術中の痛みが強いのもデメリットです。
サロンの光脱毛
メリット
サロン脱毛は、手が届きやすい価格帯が魅力のひとつです。
1回あたりの料金が安いので、「当面の出費は少しでもおさえたい」という方に向いています。
割引が適用されればよりお得になるので、こまめにキャンペーンなどをチェックしておくといいでしょう。
また、施術中の痛みは感じにくい傾向があるので、人一倍痛みに弱いという方にもおすすめです。
デメリット
サロン脱毛は低出力で施術をおこなうので、脱毛完了までに時間がかかってしまうのがデメリットです。
当初の予定回数で満足できる結果が得られず、追加照射が必要になることもあります。
それだけでなく、数年後に毛が再生することもあるので、通い直しのリスクにも注意が必要です。
デメリットは解消可能?医療脱毛をおすすめする3つの理由
医療脱毛もサロン脱毛も、それぞれメリットだけでなくデメリットもあることがわかりました。
しかし、とくにサロン脱毛に対してのこだわりがなければ、医療脱毛をおすすめします。
なぜなら、医療脱毛は脱毛効果が高いだけでなく、実はそのデメリットもある程度解消することができるのです。
医療脱毛は追加照射のリスクが低い
医療脱毛は半永久的な効果が期待できるため、追加照射が必要になるケースはあまりありません。
サロン脱毛で追加照射やメンテナンスに通うことになると、その分だけ料金が上乗せされてしまいます。
そのため将来的なことまで考えると、医療脱毛のほうが安く済む場合も考えられるのです。
施術の痛みは麻酔で軽減できる
脱毛効果は医療脱毛のほうが高く、費用も結果的にあまり変わらないことになるケースが少なくありません。
それでも医療脱毛を躊躇してしまう原因として「施術中の痛み」があると思います。
しかし医療脱毛クリニックには、痛みを軽減するための麻酔が用意されています。
痛みがまったくなくなるわけではないものの、かなり緩和されるので、不安な方は無料カウンセリングなどを利用して相談してみましょう。
幅広い毛質・肌質の方が安心して通える
サロン脱毛はその性質上、目に見える効果がなかなか感じられないケースもあるようです。
せっかく脱毛に通ったのに、あまり変化がないなんてことになったら悲しいですよね。
一方医療脱毛は高出力の照射が可能なので、幅広い毛質の方に効果があります。
サロン脱毛で満足できず医療脱毛に乗り換えたという方も少なくありません。
また、医療脱毛クリニックなら敏感肌の方も医師と相談しながら脱毛ができます。
医療従事者が常駐しているので、安全に施術をすすめることができます。
まとめ
医療脱毛とサロン脱毛の違いについて解説しましたが、いかがだったでしょうか?
最後に今回のポイントをまとめておきます。
- 医療脱毛とサロン脱毛の大きな違いは、使用する脱毛機器
- 医療脱毛は脱毛効果がサロン脱毛より高く、施術回数や期間を短縮できる
- 医療脱毛は脱毛効果が高い分、痛みが強い傾向にある
- 料金が高い、痛みが強いといった医療脱毛のデメリットは解消可能
医療脱毛とサロン脱毛は似ているようで、実はさまざまな違いがあります。
クリニックかエステサロンかで迷っている方は、まずそれぞれの脱毛方法を比較してみましょう。
今回解説した内容を参考に、ぜひ自分にぴったりな脱毛方法を選んでくださいね!