【施術前の自己処理】医療脱毛はどこまでしてくれる?産毛は自己処理しないとダメ?

ムダ毛のないツルツルな体に憧れをもつ女性は多いのではないでしょうか?
ムダ毛がなくなるだけで自信がつき、日々のおしゃれが楽しくなったり恋愛にも積極的になったりできそうですよね。
でも「さあ、ツルツルボディ目指して医療脱毛を始めるぞ!」と思ったときに気になるのが、脱毛前の自己処理についてですよね。
一体どこまで自分で処理すればいいのか、産毛部分もしっかりと処理しないといけないのかなど、考え始めると細かいことまで心配になってきますよね。
毛は剃ったほうがいい?脱毛を開始する前には必要なこと5選!
そこで今回は、脱毛前の自己処理や産毛の処理について詳しく解説します。
脱毛が初めてでわからないことがたくさん!という方は、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
医療脱毛中の自己処理について
契約時に自己処理の説明を受ける機会がありますが、これはクリニックでもサロンでも同様です。
そもそもレーザー脱毛は、レーザーが毛のメラニン色素に反応して発する熱で毛根にダメージを与え、脱毛を促す手法です。
そのため施術時にムダ毛が長いままだと、ターゲットである毛根部分のメラニン色素にレーザーが反応しにくくなり、十分な脱毛効果を得られなくなってしまいます。
また、長いムダ毛全体にレーザーが反応すると発生する熱量が増え、その分強い痛みを感じやすく、肌にも大きな負担がかかります。
このような理由から、脱毛の施術前日から約2日前までに自己処理をしておく必要があるのです。
クリニックによっては、自己処理をしていないとシェービング代として追加料金がかかるケースがあります。
事前にしっかり確認しておきましょう。
産毛は自己処理しないとだめ?
産毛もほかのムダ毛と同じように自己処理したほうがいいでしょう。
たとえ薄くて細い産毛であっても、施術の際に長いままだとレーザーが毛根部分に反応しにくくなり、脱毛の効果が小さくなってしまう可能性があるからです。
また、産毛全体のメラニン色素にレーザーが反応してしまうと、わずかではありますが痛みが増すこともあります。
産毛にはレーザーは反応しにくいといわれていますが、最新のレーザー機器は高性能で産毛にもしっかり反応するものが多いので、しっかりと自己処理をしましょう。
自己処理についての疑問
施術前の自己処理には不安な点が多いのではないでしょうか。
以下で自己処理についての疑問について解説していますので、脱毛の際に役立ててください。
Q.どれぐらいの長さまでならOK?
A.基本的には、肌から伸びているムダ毛が2mm以内であれば大丈夫です。
それ以上長いと、シェービング代が追加されてしまうことがあります。
あまり神経質にならなくてもいいですが、電気シェーバーを使うときも2mmより短くなるように自己処理をしていきましょう。
逆にカミソリできっちり剃毛してしまうのは避けてください。
肌にダメージを与えてしまいますし、ケガをすると施術を受けられないこともあります。
Q.剃り残しがあっても大丈夫?
A.長いムダ毛を剃り残していなければ、ほぼ問題ありません。
明らかに自己処理をしていないとわかる長さや、2mmを超す長さの毛が多く残っている場合は、シェービング代として追加料金がかかることがあります。
普通に自己処理しているのであれば、ほとんど問題なく脱毛できるので、そこまで神経質になることはありません。
多少の剃り残しなら、施術時にスタッフが処理してくれます。
また、クリニックによっては多少の剃り残しでは追加料金をとらないところもあるので安心してください。
Q.背中などの産毛は自己処理したほうがいい?
A.背中は、自分ではなかなかお手入れが難しい部分です。
難しいと思ったら、無理に自己処理をしようとしないで、施術前にスタッフにしてもらうようにしましょう。
自己処理しようとして肌を傷つけてしまうと、施術ができなくなってしまう恐れがあります。
背中については、自己処理が必要かどうかだけでなく、追加料金のことなども事前に相談・確認しておくようにしてください。
Q.自己処理を避けたほうがいい部分はある?
A.背中同様、VIOなどのデリケートゾーンも自己処理が難しい部位です。
こうした見えない部分やデリケートな部分は、無理な自己処理をして肌を傷つけてしまうよりも、最初からプロのスタッフにお願いしたほうがいいでしょう。
【VIOの医療脱毛】ハイジーナの自己処理が黒ずみの原因?徹底解説!
脱毛前の正しい自己処理方法
自己処理では、電気シェーバーを使うようにしましょう。
カミソリでの自己処理は肌を傷つける原因にもなりますので、避けるようにしてください。
VIOは自己処理がなかなか難しい部位でもあるので、以下で部位別に自己処理の手順を解説します。
Vラインの自己処理
1.はさみで毛を短くカットします
2.電気シェーバーで毛の流れに沿って、上から下へ処理していきましょう
何度も同じ部分にあてないように注意してください。
Iラインの自己処理
Iラインは鏡を前に置き、チェックしながら慎重におこないましょう。
1.はさみで毛を短めにカットします
2.処理する部分を軽くひっぱりながら、電気シェーバーで剃っていきます
Vライン同様、何度も同じ部分にあてないように注意してください。
Oラインの自己処理
Oラインは鏡を使っても見えづらく、特に自己処理が難しい部分です。
はさみはケガをする危険性があるので使わず、電気シェーバーで処理をするのがおすすめです。
1.鏡を床に置き、その上にしゃがむ体勢になります
2.鏡を見ながら外から内に向かって、電気シェーバーを動かします
ケガをすると、脱毛の施術を受けられなくなってしまうかもしれません。
どうしても難しい場合は無理に処理しようとせず、クリニックに相談するようにしましょう。
自己処理するときの注意点
ここでは、施術前に自己処理をする際の注意点について解説します。
気をつけないと肌を傷つける原因にもなり、場合によっては施術ができなくなってしまうケースがあります。
以下の注意点を守り、安全に自己処理してくださいね。
毛抜きは使わない
自己処理で一番してはいけないことが、「毛抜き」を使った処理です。
毛が太くなる?ピンセットで自己処理するメリット・デメリット
毛抜きでムダ毛を毛根ごと抜いてしまうと、脱毛機器のレーザーが反応するメラニン色素がなくなってしまいます。
そうなると、レーザーをあてても脱毛効果は得られません。
せっかく高いお金を払ったのに効果がなかった…なんてことにならないように、毛抜きでの自己処理は禁物だということを覚えておきましょう。
産毛もしっかり処理する
産毛だからといって、見逃してしまわないようにしてください。
先ほども説明したように、産毛が残っている状態だと毛根部分のメラニン色素に反応しにくくなり、脱毛の効果が小さくなってしまいます。
また、産毛全体のメラニン色素にレーザーが反応すると、チクチクと痛みを感じやすくなります。
痛みや効果の減少を避けるためにも、産毛も電気シェーバーで処理しておくようにしましょう。
清潔な環境で自己処理する
お風呂に入ったときに、ムダ毛の自己処理をする方がいます。
しかし、これはおすすめできません。
お風呂でムダ毛の自己処理はダメ?5つのNGな理由
浴室は湿度が高く、カビや雑菌が繁殖しやすい環境にあります。
ムダ毛処理のアイテムを浴室で保管していたり、別の場所であっても使用後に大した手入れをせず保管していれば、そのアイテムも同じ状態になっているといえるでしょう。
こういう不衛生な状態のアイテムを使って自己処理をすると、毛穴から雑菌が入り炎症や痛みなどのトラブルにつながりかねません。
自己処理した部分の毛穴が赤くポツポツしてしまい、痛みやかゆみがあるときは、炎症を起こしている証拠。
こうなってしまっては脱毛ができない可能性があります。
必ず清潔な場所で、電気シェーバーを使って処理するようにしましょう。
肌を傷つけないようにする
シェービング代がかからないように、丁寧に時間をかけて自己処理してしまう方がいますが、それでは肌を傷つけることになってしまいます。
特に、何度も同じ部分にカミソリをあてることは、肌も毛穴も傷つけてしまうので避けましょう。
自己処理する場合は、肌が傷つきにくい電気シェーバーで、優しくおこなってください。
電気シェーバーの場合も、同じ場所に何度もあてることは避け、なるべく短時間で終わらせるようにしましょう。
まとめ
- 脱毛前の自己処理は、脱毛効果アップと痛みの軽減のために必要
- 産毛の自己処理もおこなう
- 自己処理は自分のできる範囲でOK
- 難しいところはクリニックでしてもらう
脱毛前の自己処理ですが、基本的に産毛を含めたすべてのムダ毛を処理したほうがいいでしょう。
施術前の自己処理は脱毛効果を上げる一方で、痛みの軽減にもつながります。
大事な工程なので、しっかりと安全におこなってくださいね!