ワキの脱毛をしたら臭いが強くなった?ワキの脱毛と臭いの関係とは?

女性にとって、ワキの臭いやワキガは深刻な悩みです。
ワキ脱毛を考えている人のなかには、「ワキ毛も臭いも気になる」「臭いをなくすために脱毛をしたい」と思っている人も少なくないのではないでしょうか。
しかしワキ脱毛をした人の口コミには、「逆に臭いが強くなった」「汗の量が増えた」といったマイナスの意見もみられ、情報に振り回されてしまう人もいると思います。
そこで、この記事では、ワキ脱毛と臭いの関係についてまとめました。
目次
ワキ脱毛により臭いがなくなる2つの理由
ワキ脱毛によって、臭いがなくなるといわれているのには、しっかりとした医学的根拠があります。
ここでは、ワキ脱毛がどのようにして臭いを軽減しているのかについて詳しくみていきましょう。
ワキの細菌の繁殖がおさえられる
ワキは汗腺が集中しているため、汗で蒸れやすいパーツです。
そこにワキ毛が生えていると、さらに細菌が繁殖しやすい環境となり、嫌な臭いの原因のもととなることも。
主に細菌はワキ毛の毛穴部分に多く生息します。
脱毛をすると細菌が密着できる毛がなくなるので、ワキの臭いを軽減することができるのです。
また、レーザー脱毛には、毛を生えなくするだけでなく、毛穴を引き締める働きもあります。
そのため、細菌が繁殖しやすい毛と毛穴に対して、同時にアプローチすることができるのです。
アポクリン腺の活動を抑制できる
医療脱毛には、レーザー脱毛とニードル脱毛の2種類があります。
・レーザー脱毛:レーザー照射によって毛根を破壊する
・ニードル脱毛:毛穴に挿入した針に電流を流して毛根を破壊する
脱毛方法は異なりますが、どちらも毛根を破壊することによって脱毛効果を促します。
また、レーザーや電流がアポクリン腺という汗腺を弱らせる働きもあります。
アポクリン腺から出る汗は、たんぱく質や脂肪、尿素、アンモニアなどさまざまな成分が含まれているため、強い臭いを発しやすいというのが特徴です。
医療脱毛では、このアポクリン腺にも作用することで、ワキの嫌な臭いを軽減しています。
ワキの臭い対策には医療脱毛がおすすめ
医療脱毛の主流はレーザー脱毛ですが、エステ脱毛でも光脱毛といわれるレーザーを用いた脱毛をおこなっています。
「毛根を破壊する」「毛穴を引き締める」といったレーザー脱毛同様の作用がありますが、照射する光が弱いため、脱毛・臭いの軽減効果は出にくくなってしまいます。
一方、医療脱毛では医師が常駐する医療機関でしか取り扱うことのできない強力なレーザーを用いて施術をおこなうため、大きな脱毛効果と臭いの軽減効果が同時に期待できます。
自己処理は臭いの原因になる
カミソリやシェーバーを使用して、毎日自己処理をしているという女性も多いのではないでしょうか。
しかし、日々のお手入れによって肌にダメージを与えてしまうと、かえって臭いが強くなってしまうこともあります。
正確には、アポクリン腺が刺激されることによって、臭いが強くなってしまうのです。
また、毛抜きで自己処理をするときれいになったように見えますが、アポクリン腺からの汗の分泌が活発になってしまうため、毛抜きは特にNGです。
臭わないスベスベのワキを手に入れたいのであれば、医療脱毛を受けることおすすめします。
ワキの自己処理は黒ずみやワキ汗の原因に?医療脱毛でつるつるなワキへ!
脱毛で臭いが強くなることはある?
ワキ脱毛について調べていると、「脱毛で臭いが強くなった」といった口コミもみられます。
臭い対策も兼ねて脱毛を考えている人は、臭いが強くなってしまうと本末転倒ですよね。
ここでは、脱毛後に感じる臭いの原因についてみていきましょう。
ワキ汗の量が増えたように感じる
脱毛後に臭いが強くなる原因は、ズバリ、ワキから流れ出た汗です。
ワキ脱毛をした人のなかには、「ワキ汗の量が増えた気がする」という人もいます。
これはワキ汗の量が増えたのではなく、単純にワキ毛がなくなったことで、ワキ汗が垂れやすくなったことが原因です。
ワキ汗が身体に垂れると、臭いを発する範囲が増えてしまうので、ワキからの臭いが強くなったように感じてしまうのです。
万が一、脱毛後に臭いが気になる場合は、こまめにワキ汗をふき取ったり、制汗剤を使用したりすることで、ワキの臭いを防ぐことができます。
脱毛をするとワキガは治る?
脱毛によって臭いを防げるということは、ワキガを治すこともできるのでは?という期待を抱いている人もいるのではないでしょうか。
ここでは、ワキガに対する脱毛の効果についてみていきましょう。
ワキの脱毛はワキガに効果がある?脱毛とワキガの関係について解説!
そもそもワキガの原因とは
ワキガは遺伝によって受け継がれるといわれています。
その遺伝要素というのが、アポクリン腺の発達です。
汗腺には、アポクリン腺とエクリン腺と呼ばれる2種類があり、エクリン腺からは無色・無味無臭の汗、アポクリン腺からは乳白色で少し臭いのある汗が出るといわれています。
アポクリン腺から出る汗に臭いがついているのは、たんぱく質や脂肪、尿素、アンモニアなど、さまざまな物質が含まれているためです。
もともとそんなに強い臭いではありませんが、ワキ汗と皮脂・垢などが混ざり合ったものを細菌が分解することによって、独特な臭いを放っていると考えられます。
脱毛によってワキガの臭いを軽減することができる
ワキガを治すためには、臭いの原因となる汗をつくりだすアポクリン腺を切除する必要があります。
そのため、ワキガを完治させるには専門の手術を受ける以外に方法はありません。
しかしワキ脱毛には、レーザー照射によってアポクリン腺の活動をおさえる作用があるので、臭いの原因となる汗の発生量を減らすことが可能です。
また、ワキ毛がなくなることによって細菌が繁殖しにくい環境がつくられるため、臭いの原因となる物質もつくられにくくなります。
ワキ脱毛をすることによって臭いが発生するさまざまな条件を減らすことができるので、ワキガの臭いを気にする人も受けてみる価値はありそうですね。
施術時の臭いが気になる人は事前にケアを
施術を受ける際にも、ワキの臭いは気になってしまいますよね。
なかには、スタッフや医師に迷惑になってしまわないかと不安に思っている人もいることでしょう。
クリニックには、臭いの悩みを抱えている人もたくさん受診するため、自分が特別臭いと思って悩む必要はありません。
しかし、それでも気になるという場合は、当日にシャワーを浴びる、施術前にワキを拭くなど、最低限のケアをしておくことをおすすめします。
また、臭いが気になるからといって、脱毛前に制汗剤を使用するのはNGです。
クリニックによっては、制汗剤の使用を禁止しているところもあるので、トラブルを防ぐためにも使用は控えましょう。
カウンセリングも重要
多くのクリニックでは、無料カウンセリングをおこなっています。
無料カウンセリングでは、脱毛プランや脱毛方法の説明のほか、臭いに関する相談にも対応してもらえます。
レーザー脱毛のなかでも、使用する機器によって効果が異なってくるので、臭いを軽減したいという旨を伝えて、自分に合った脱毛方法を紹介してもらいましょう。
脱毛をするか悩んでいるという人にも、ていねいに説明をしてくれるので、まずは気軽に相談してみることをおすすめします。
脱毛クリニックのカウンセリングってどんなこと話すの?流れは?
まとめ
- 医療脱毛はワキの臭い軽減に効果がある
- 自己処理は臭いの原因になる
- 医療脱毛はワキガの臭いを軽減する効果もある
- まずはカウンセリングを予約しよう
医療脱毛はワキの臭い・ワキガに効果があることがわかりました。
ワキ脱毛をするついでに、臭いともおさらばして快適な生活を手に入れましょう!