ヒゲ脱毛の痛み対策はあるの?痛み対策としてできることとは?

脱毛が女性だけのものだった時代は終わり、今や男性のたしなみになってきているメンズ脱毛。

その中でも特に人気のメニューが「ヒゲ脱毛」です。

ヒゲがなくなることにより、毎回していた自己処理が必要なくなるため、「朝の支度が楽になった!」「自己処理による肌荒れがなくなった!」と、感動する男性が多いそう。

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しかし、ヒゲ脱毛の大きな試練が施術中の痛みです。

大の大人でも痛みで涙がにじむといわれているヒゲ脱毛ですが、今回は痛みを感じる理由やヒゲ脱毛の痛みを軽減するとっておきの方法をご紹介します!

ヒゲ脱毛をしたいけど痛みが心配……という方は、ぜひ参考にしてみてください。

ヒゲ脱毛は痛い

メンズ脱毛の中でも人気のメニューである「ヒゲ脱毛」ですが、数ある部位の中でもヒゲ脱毛は一番痛い部位といわれています。

痛みを数値化して、5が最大だとすると、ヒゲ部分は4~4.5の痛さを感じるとクリニックで紹介しているところもあるほど……。

では、どうしてヒゲ脱毛は特に痛みを感じやすいのでしょうか? 

以下でヒゲ脱毛が痛みを感じやすい理由を詳しく解説していきます。

ヒゲ脱毛が痛い理由

強い痛みを感じやすいとして、試練のメニューにもなりつつあるヒゲ脱毛。

その痛みの理由には男性ならではの事情や部位特有の事情が大きく関係しています。

ヒゲは太い

男性の体内にはテストステロンをはじめとする男性ホルモンが多く存在します。

この男性ホルモンの働きにより、男性には濃く太い毛が生えてくるといえます。

ヒゲが太いということは、1本の毛に含まれるメラニン色素(黒い色の元)の含有量が多いことを意味します

医療脱毛でおこなうレーザー脱毛では、レーザーの光を毛が持つメラニンに照射します。

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メラニンに吸収された光は熱を発し、その力で毛根にダメージを与えていきます。

つまり、メラニンが多いほど熱量が多くなり、痛みを感じやすくなるというわけです。

皮膚が薄い

顔は他の部位と比べても皮膚が薄く、細かい神経が無数に張りめぐらされています。

そのため、少しの刺激でも強く感じるほど繊細な場所なので、特にレーザーによる熱を感じやすい傾向にあります。

さらには、皮膚と骨との距離も近いため、レーザー照射による刺激が伝わりやすく、痛みを強く感じてしまうそうです。

同じパワーでも、顔は特に痛みを感じやすい部位だと覚えておきましょう。

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毛穴密度が濃い

男性は女性よりも顔のヒゲが濃くなります。

男性のほうが毛穴が多いのかな? と思われがちですが、毛穴の数は男女でそれほど差はありません。

男性の場合は存在する毛穴に対して実際に毛を生やしている毛穴が多いため、女性よりも濃くみえるのです。

しかし毛が生えている毛穴が密集していると、1回のレーザー照射で光を吸収するムダ毛の本数が多くなります。

毛は光を受けて熱を発するため、光を受ける毛の本数が増える分だけ一度に感じる痛みが大きくなってしまうのです。

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皮膚に色素沈着がある

男性の場合、スポーツをしている方や普段日焼け止めを使う習慣がない方が多いことから、常に日焼けをした状態の方が多いようです。

日焼けをするとメラニン色素が肌を守ろうと表面に出てきます。

通常であれば新陳代謝(ターンオーバー)によりメラニンは排出されていきますが、日焼けを繰り返すことでターンオーバーが間に合わず、シミや肌の黒ずみを起こしていきます。

この状態が色素沈着と呼ばれるものです。

さらに男性は、ほとんどの方がヒゲ剃りをするため、繰り返されるシェーバーなどとの摩擦によっても色素沈着を起こしやすくなります。

先ほども説明したようにレーザーはメラニンに反応して熱を発するため、メラニン色素の多い男性の肌は特に痛みを感じてしまうようです。

脱毛機器によっても痛みが変わる

医療脱毛では、主にレーザー脱毛機器とニードル脱毛機器の2種類の機器を使用します。

前者のレーザー脱毛は、私達が知っている一般的な脱毛方法で、多くの方がこの方法を選択します。

もうひとつのニードル脱毛は別名「針脱毛」ともいわれ、毛穴に針を差し込んで電気を流し、毛根を破壊する脱毛方法です。

このニードル脱毛は、脱毛の中で一番痛い方法として知られています。

しかし、毛穴のひとつひとつに針を差し込み確実に毛根を破壊するため、脱毛方法の中でも確実な効果を得ることができ、施術済みの毛穴からは毛は生えてくることはありません。

ヒゲ脱毛の痛みを抑える方法

医療脱毛では、クリニックならではの痛み対策が準備されています。

さらには、ご自身でできる痛み対策もありますので、以下でご紹介していきます。

知っておくと、ヒゲ脱毛時の痛みを軽減することができるので覚えておいてくださいね。

麻酔

医療脱毛を取り扱っているクリニックは医療機関になるため、必ず医師が常駐しています。

そのため、痛みを軽減する「麻酔」を取り扱うことができるのも医療脱毛の大きな魅力です。

ヒゲ脱毛の際には麻酔が使える!ということだけでも大きな心の支えになりますよね。

ちなみに、この麻酔は医師により使用が許可されているため、医師のいないエステサロンでは取り扱いができません。

施術時にオプションとして追加料金を支払えば、医師の管理のもとで麻酔を使った施術が可能になるため、特に痛みを感じやすいヒゲ脱毛には大きな助けとなってくれます。

はじめから麻酔が含まれているコースなどもあり、麻酔付きのコースを契約することでお得になる場合もあります。

痛みに弱い方は、契約時に確認してみましょう。

ひと言で麻酔といっても、さまざまな種類があります。

その人の痛みの程度や状態によって医師が判断し使用していきますが、代表的な麻酔は次の2種類です。

表面麻酔

医療脱毛で、痛みを軽減する際に最もよく使われるのが「表面麻酔」です。

表面麻酔はテープ状のものや、クリーム状のものが一般的です。

クリニックでは麻酔クリームを使うことが多く、施術の30分~1時間前に施術部位に塗布し、時間をおいて肌をしびれさせ感覚を鈍くします。

表面麻酔は肌の一番外側である「表皮」と呼ばれる部分をしびれさせます。

しかし、ヒゲは「真皮」と呼ばれる表皮よりも少し深い部分に存在するため、痛みが100%取れるわけではなく、痛みを軽減する方法だということを理解しておく必要があります。

笑気麻酔

痛みが苦手な人に使われる麻酔には、「笑気麻酔」というものもあります。

あまり馴染みのない麻酔ですが、笑気麻酔は酸素と窒素を混合して作られた麻酔で、歯科医院などでもよく使用されている麻酔です。

笑気ガスを鼻から吸入することで弱い睡眠作用と鎮静作用をもたらし、お酒に軽く酔ったようなフワフワとした気持ちになるのが特徴。

ガスを吸う……と聞くと不安になりますが、笑気麻酔は使用中止後速やかに体内から排出されるので、施術後すぐに歩いて帰れるという安全性の高い麻酔です。

しかし、この笑気麻酔も痛みを100%なくすものではなく、軽減するためのものということを理解しておきましょう。

冷却ガス

医療脱毛で使用するレーザー脱毛器には、レーザーの照射時に冷却ガスを噴射する機能が備わっています。

これはレーザー照射時に発生する熱や衝撃を、マイナス20℃以下の冷却ガスで軽減するためです。

この冷却ガスはオプションとしてではなく、もともと備わっている機能なので、施術時には必ず使われます。

冷却ガスのついたレーザー機器と表面麻酔などの麻酔オプションを併用することにより、我慢できない強い痛みも軽減するので、おすすめの組み合わせです。

施術前の準備

ヒゲ脱毛による痛み対策は医師による麻酔を使うなどがありますが、そのほかにも自分でできる対策もあります。

以下で、自分でできる痛み対策をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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保湿

男性は一般的にスキンケアの習慣がなく、肌が乾燥した状態になっている方が多いです。

皮膚が乾燥していると肌のバリア機能が低下して、少しの刺激でも強く感じてしまうようになります。

肌の保湿を心がけるだけで、肌のキメが整ってバリア機能も高まり、少しの刺激では動じないお肌が目指せます。

脱毛の際にも痛みを感じにくく、肌トラブルになりにくいので、普段から意識して保湿をするようにしましょう。

お風呂あがりにメンズ用の化粧水を軽くつけ、保湿クリームを塗る習慣をつけるだけで肌のコンディションはぐっとよくなります。

日焼けを避ける

過度な日焼けによる色素沈着は、施術中の痛みにつながってしまいます。

ムダ毛のメラニン以外は、できるだけお肌にメラニンを残さないほうが痛みを感じにくく、脱毛もスムーズに進むでしょう。

屋外でのスポ―ツやお仕事での外回りなど、日光を浴びる機会が多い方は日焼け止めクリームを塗る習慣をつけましょう。

脱毛する顔だけでも日焼け止めを塗ることで、メラニンの発生を大幅に抑えることができます。

朝の支度の中に日焼け止めを塗る習慣をプラスして、脱毛中はできるだけ顔が日焼けをしないように心がけましょう。

十分な睡眠

施術する日の体調によっても、痛みを感じるレベルが変わってきます。

睡眠不足や風邪気味など、体調が整っていないと痛みを通常よりも強く感じる傾向があるため、前日は十分な睡眠時間を確保して、万全な体調で施術にのぞみましょう。

体調が悪ければ施術の日にちをずらしてもらうなど、調整して無理をしないようにしてください。

また施術前夜には、飲酒も控えるようにしましょう。

まずは無料カウンセリングへ!

ヒゲ脱毛を考えているけれど痛みが心配……という方は少なくないはずです。

もし不安なことがあれば、ほとんどのクリニックで無料カウンセリングをおこなっているので事前に相談してみましょう。

脱毛クリニックのカウンセリングってどんなこと話すの?流れは?

どのような方法で施術をおこなうか、痛み対策としての麻酔のオプションなど、詳しく相談に乗ってもらえます。

どんな悩みでも専門家が説明してくれるため、悩みや不安をなくすことができるでしょう。

クリニックやスタッフの雰囲気も確認できるため、無料カウンセリングはクリニック選びの大きな判断材料になります。

ストレスの多いヒゲ脱毛……少しでも自分に合ったクリニックで施術ができるように事前によくリサーチしておきましょうね。

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まとめ

  • ヒゲ脱毛は脱毛の中でも特に痛い!
  • メラニンの多い男性はレーザーの刺激を受けやすい
  • 医療脱毛では麻酔のオプションが用意されている
  • 自身でも保湿や日焼け対策が必要

女性とは違い、太くて濃いヒゲを持つ男性はレーザーの刺激を受けやすく、ヒゲは特に痛みを感じやすい部位になります。

しかし、最近では痛み対策としてさまざまな麻酔のオプションを用意しているクリニックも多く、安心して施術を受けられるようになりました。

痛みが心配でなかなか挑戦できない方は、まず無料カウンセリングで相談してみましょうね!

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