医療脱毛の期間・回数|全身脱毛にかかる期間は平均何年?最短で終える方法とは?

全身脱毛したい!と思って調べていると、気になるのが「〇回コース」「〇年保証」といったプランです。
その回数、その年数で本当に脱毛が完了するのか、契約前に確認しておきたいですね。
今回は全身を医療脱毛する際の平均的な期間と、最短で全身脱毛を終えるにはどうすべきかなどについてまとめました。
目次
医療機関で全身脱毛すると、何年で完了するの?

「脱毛完了」とは、一般的にはムダ毛がなくなった状態のことを指しますが、もちろん求める程度に個人差はあります。
ここでは、お手入れ不要となる程度の「脱毛完了」までにかかる年数をご紹介しましょう。
医療脱毛で全身脱毛完了までの回数の目安
医療脱毛とは、クリニックや美容外科の医療従事者によって施術される脱毛です。
エステサロンでの光脱毛よりも高出力の機器を使用するため、短期間で脱毛効果を実感しやすいといわれています。
一般的には約5回の照射で自己処理がほぼ不要になり、約8回の照射でほとんど毛がなくツルツルになるともいわれる医療脱毛。
期間でいうと、約1年~1年半ほどでかなりの効果が期待できると考えられるでしょう。
医療脱毛とエステ脱毛|費用と効果を検証してみた!コスパ最強の脱毛は?
エステ脱毛で全身脱毛完了までの回数の目安
エステ脱毛とは、エステサロンでおこなわれる光脱毛(フラッシュ脱毛)です。
脱毛器の出力は医療脱毛より低く、人によっては数年後にまた生えてきてしまう可能性もあるようですが、費用が安く痛みが少ないというメリットがあります。
エステ脱毛では、約12回の照射で自己処理が楽になり、18回程度でお手入れがほぼ不要となる人が多いといわれます。
個人差もあるので一概にはいえませんが、脱毛完了までには2~3年、あるいはそれ以上の期間を想定しておいたほうがいいでしょう。
医療脱毛とエステ脱毛、結局どちらがお得?
医療脱毛はエステ脱毛に比べると割高に感じますが、そのぶん高い効果が期待できます。
エステ脱毛は費用が安く設定されていて痛みも少ないですが、医療脱毛ほどの効果は実感しにくく、満足するまでの期間もかかってしまうという特徴があります。
「手軽に全身脱毛したい」という人にはエステ脱毛もおすすめですが、全身脱毛が完了したあとに毛が再生してしまい、延長や通い直しが必要になる場合もあります。
そのため、当初の想定よりも多くの費用がかかってしまうケースも考えられるでしょう。
その点医療脱毛は、一度完了してしまえば自己処理や通い直しする必要がほぼないといえるので、結果として費用が抑えられるのは医療脱毛であるという意見が多いのです。
【脱毛ガイド】医療脱毛とエステ脱毛の違いは?施術方法の違いを徹底比較!
ムダ毛が濃い場合、通う回数はどれくらい多くなる?
「毛深い」といわれる人には、毛が太い・毛の量が多いと2つのパターンがあります。
毛が太い人の場合は、一般的な人よりも脱毛効果を感じやすくなります。
なぜなら、脱毛機器のレーザーは黒色メラニンに反応するからです。
太い毛には黒色メラニンの量が多く、より高い脱毛効果を得ることができます。
注意点は、その分痛みが強くなるということです。
毛が太いからといって、通う回数が増えるということはあまりないでしょう。
ただし毛の量が多い人の場合は、施術回数が多くなることもあります。
その理由は、毛周期との関係です。
【脱毛の疑問】毛周期は一緒じゃない?部位別の毛周期をまとめて解説
人間の毛には周期があり、成長期・退行期・休止期を繰り返しています。
この周期は一定ではなく、毛穴ごとに異なります。
脱毛機器のレーザーは成長期の毛にのみ有効であり、照射時に退行期・休止期にあった毛は、成長期になるのを待って再度照射する必要があります。
毛の量が多いと、そのぶん退行期や休止期の毛も多くなるため、それだけ時間がかかってしまうおそれがあるのです。
医療脱毛の場合、脱毛完了までに通う回数の目安は5~8回といわれますが、まずは無料カウンセリングで、毛の状態をチェックしてもらって専門家の意見を聞きましょう。
部位ごとに脱毛完了までの期間は異なる
全身脱毛で「脱毛完了」と聞くと、一気に全身がツルツルになるイメージがありますよね。
しかし、実は部位ごとに脱毛完了までにかかる期間は異なります。
その理由のひとつは、やはり毛周期です。
レーザーが破壊できるのは成長期にある毛のみのため、退行期や休止期にあった毛が成長期になるタイミングでの照射が必要になります。
毛周期は一般的に2か月程度といわれていますが、「2か月」というのはあくまで平均の値。
実は、部位ごとに毛周期は異なるのです。
顔:約1~2か月
ワキ:約2~3か月
VIO:約1か月半~2か月
足:約1か月半~2か月
このように脱毛周期が少しずつ異なるため、すべての部位が同時に脱毛を完了するのはむずかしいのです。
さらに、脱毛完了まであと少しという時期には、部位によっては施術の必要がないのに、一部の毛が残っているため通うといった場合もあるかもしれません。
そして効果の現れ方も、部位によって異なります。
上記にもあるように、脱毛機器のレーザーはメラニンを多く含む濃い毛に強く反応します。
そのためワキやVIOなど、ほかの部位よりも太いムダ毛の多い部位では大きな効果が期待できます。
反対に産毛が多い顔などは、効果が現れるまで時間がかかる傾向にあります。
脱毛完了までの期間はあくまで目安であり、毛の太さや量、部位により期間が左右されることを覚えておきましょう。
最短で全身脱毛を終えたい場合の極意
「可能な限り脱毛を早く終わらせたい!」と思う人も多くいらっしゃるでしょう。
もちろん、一定期間クリニックに通う必要はありますが、少し工夫することで効果を実感しやすくなったり、次の施術までの期間が延びるのを防いだりすることは可能です。
ここでは、少しでも早く脱毛を完了させるために覚えておきたいことをご紹介します。
毛周期を守りながら、最短期間で予約を取る
最短で脱毛を完了したいなら、予約の取りやすいクリニックを選び、毛周期に合わせて予約することが大切です。
なぜなら、医療脱毛のレーザーは「成長期」の毛にしか高い効果がえられないからです。
2か月ごとにきちんと照射すると、もっとも脱毛効果が高くなるでしょう。
最近は、毎月あるいは2週間ごとに照射できるクリニックもありますが、そういう場合は全身を大まかにパーツ分けして、交互に照射する施術方法が多いようです。
また、安価なクリニックや患者数が多いクリニックには注意が必要です。
自分の好きなときに予約を取れないことが多く、脱毛完了までの期間も長くなってしまいます。
薄くする程度でよければ、3~5回程度でOK
医療脱毛は一度破壊した毛根からは毛がほぼ再生しなくなるため、3回ほど照射するだけでもかなり毛量が少なくなると期待できます。
「毛を薄くしたい」「お手入れを楽にしたい」という程度であれば、3回目の施術が終わった時点で一旦ストップし、様子をみるのもおすすめです。
契約によっては回数が決まっていることもあるため、薄くする程度でよい場合は、途中解約が可能かなどについても事前に相談してみましょう。
脱毛クリニックのカウンセリングで聞いておきたいポイント5個!
保湿は忘れずに!
脱毛期間中は常に心がけたいですが、とくに施術の前後はいつも以上にたっぷり保湿しましょう。
肌が乾燥し過ぎると、肌トラブルを起こしやすくなるため施術ができなくなるおそれがあります。
スムーズに脱毛をすすめるためにも、保湿に気をつけて肌トラブルを回避することが大切です。
脱毛期間中は毛抜きを使わない
毛抜きなど「毛を抜く自己処理」をしてしまうと、毛周期が乱れて脱毛効果を実感しづらくなります。
加えて、毛穴にトラブルが起きやすくなり、毛包炎やニキビの原因になることもあります。
肌荒れがひどいと施術ができない可能性もあるので、電気シェーバーなどでやさしく剃る自己処理にシフトしましょう。
自己処理方法については、カウンセリングのときに必ず聞いておきましょう。
脱毛クリニックのカウンセリングってどんなこと話すの?流れは?
まとめ
医療脱毛は強力なレーザーによって毛根を破壊できるため、効果の高い脱毛方法だといえるでしょう。
全身脱毛を短期間で効果的に終わらせたいなら、医療脱毛がおすすめです。
今回紹介した期間や回数はあくまでも目安なので、クリニックで無料カウンセリングを受けて、不安や悩みは脱毛前に解決しましょう!