Vライン脱毛前の自己処理方法!おすすめの方法とは?

Vラインを脱毛する際には、施術する前に自己処理をする必要があります。
しかし、初めてアンダーヘアを処理する場合には、どのような手順でおこなったらいいのか迷ってしまいますよね。
Vラインはデリケートな部分であることから、「自分で剃るのは怖い」と感じる方もいるかもしれません。
この記事では、脱毛クリニックがおすすめする脱毛前の自己処理方法についてご紹介します。
脱毛前に自己処理をする理由や剃り方、注意点まで解説していますので、自己処理が不安な方はぜひ参考にしてみてください。
目次
Vライン脱毛前に自己処理をする3つの理由
クリニックでは脱毛前に自己処理をしてくるように指示されることが多いです。
脱毛前にアンダーヘアの自己処理をする、3つの理由を紹介します。
脱毛効果を高める
医療脱毛で使用するレーザーは、毛根の黒いメラニン色素に反応して熱を放ち、脱毛効果を促します。
自己処理をせずに長い毛が生えたまま施術をおこなった場合、レーザーが毛全体に反応して熱が分散してしまうので、脱毛効率が落ちてしまう可能性があるのです。
高い脱毛効果を得るためには、脱毛前に自己処理をして毛を短くしておく必要があるでしょう。
火傷のリスクをおさえる
脱毛前に自己処理をしなかった場合、肌に張り付いた毛にレーザーが反応し、火傷をしてしまう恐れがあります。
レーザーが長い毛に反応してしまうと、毛根に十分なダメージを与えられず、十分な脱毛効果が得られません。
その結果、出力を上げなければならなくなり、火傷のリスクが高まります。
安全に脱毛を受けるためにも、事前にしっかり自己処理をしておきましょう。
施術時間を短縮できる
多くのクリニックでは、事前に自己処理をしてもらうことで、施術前のシェービングの時間を短縮し、効率的に脱毛をおこなっています。
もともとはクリニック側の都合ではありますが、短時間で脱毛を受けられるというのは、利用者にとっても大きなメリットです。
さらに、シェービング料金もかからなくなるため、費用をおさえることもできます。
Vラインの自己処理方法とは?
Vライン脱毛前の自己処理は必須ですが、間違えた方法でおこなうと、脱毛効率を下げる原因となります。
正しい自己処理方法を身につけて、最大限に脱毛効果を引き出しましょう。
自己処理のタイミング
脱毛前の自己処理は、施術日の2~3日前までに済ませておきましょう。
医療脱毛では強いレーザーを使用するため、自己処理直後の敏感な肌に照射してしまうと、肌トラブルを引き起こす可能性があります。
また、毛が短すぎてもレーザーが反応しにくく脱毛効率が下がってしまうので、2~3mmほどの毛にしておくことで、効率的に脱毛をすることができます。
使用する道具
自己処理には、カミソリ、毛抜き、電気シェーバー、クリームなどさまざまな方法がありますが、脱毛前の自己処理には、電気シェーバーが推奨されています。
Vラインはデリケートな部位なので、カミソリなどで自己処理をすると、湿疹やかゆみなどの炎症を引き起こしやすいためです。
クリニックによっては、炎症があると施術を断られてしまうこともあり、そうなると脱毛完了までに時間がかかってしまうので注意しましょう。
脱毛前は肌に負担の少ない電気シェーバーを使用して、やさしく自己処理をおこなってください。
脱毛する形によって処理範囲が異なる
Vライン脱毛にはさまざまな形がありますが、どこまで自己処理をおこなえばいいのか、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
ここでは形別に自己処理の仕方をみていきましょう。
ハイジニーナの場合
ハイジニーナ(無毛)にする場合は、Vラインに生えている毛をすべて剃ります。
Iラインに近い部分までシェービングをおこなうので、傷つけないよう慎重な自己処理を心掛けましょう。
形を整える場合
Vラインの形を整える場合、「ナチュラル(自然に整える)」「トライアングル(逆三角形に整える)」「オーバル(楕円形に形を整える)」などのなかから好きな形を選ぶことになります。
自己処理をする際には、希望の形の型紙に合わせてシェービングをおこなっていきます。
型紙は市販のものもありますが、クリニックによっては配布してくれるところもあるようです。
実際の自己処理の仕方
実際にVラインの毛を剃る際には、どのような手順でおこなえばいいのでしょうか。
ここでは、Vライン脱毛前の自己処理の仕方をみていきます。
1.毛をハサミで切る
まずはハサミを使って、Vラインの毛を3~5mm程度にカットしていきます。
あらかじめ毛を短く整えておくことで、電気シェーバーでの自己処理がグッと楽になります。
2.電気シェーバーで剃る
次に電気シェーバーを使って、短く整えた毛をさらに剃っていきます。
電気シェーバーを肌にやさしくあてて、毛の流れに沿って動かしましょう。
逆剃りしたり電気シェーバーを強く押し付けたりすると、肌を痛めてしまうので注意してください。
3.肌を冷やして保湿をする
Vラインの毛を剃り終えたら、保冷剤や濡れタオルを使って肌を冷やした後、しっかりと保湿をおこないましょう。
自己処理後のほてりや乾燥をおさえることで、肌トラブルが起きるリスクを軽減することができます。
Vラインを自己処理するときの注意点
Vラインを脱毛する前の自己処理には、2つの注意点があります。
事前に確認して、自己処理のリスクをできる限りおさえましょう。
毛抜きや除毛クリームはNG
脱毛前の自己処理では、「毛抜き」や「除毛クリーム」などを使用して、毛を毛根から引き抜いたり毛穴や肌を傷めたりすることは、NGです。
医療脱毛で使用するレーザーは、毛根のメラニン色素に反応するため、毛根がなくなってしまうと十分な脱毛効果を得られなくなってしまいます。
また、毛穴や肌が傷ついていると思わぬ肌トラブルにつながりかねません。
効率的な脱毛をするため、電気シェーバーを使用して正しい自己処理をおこないましょう。
肌を傷つけないようにする
アンダーヘアを処理する際は、肌を傷つけないよう気をつけましょう。
Vラインは、IラインやOラインと比べて自己処理しやすいパーツにはなりますが、デリケートな部分には違いないので注意が必要です。
自己処理後のかゆみやチクチク対策
Vラインを自己処理した後には、チクチクとした痛みやかゆみが生じることも少なくありません。
電気シェーバーでやさしく処理をおこなっても、毛先が尖ってしまうためチクチクと肌を刺激してしまいます。
脱毛回数を重ねるうちに症状はおさまりますが、はじめの数回までは、ある程度の痛みやかゆみを覚悟しておく必要があるでしょう。
チクチクとした感覚が生じたときのために、対策方法を確認しておきましょう。
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通気性をよくしておく
デリケートゾーンが蒸れたり、身体が温まって血行がよくなったりするとかゆみが生じやすいため、通気性のいい下着を着用するのがおすすめです。
また、下着がこすれてしまうとかゆみを誘発する原因にもなってしまいます。
肌に刺激の強い化学繊維が入ったものではなく、コットンなど肌にやさしい生地でつくられたもので、布地のサイズが大きめのものを選ぶようにしましょう。
こまめに保湿ケアをする
電気シェーバーでやさしく自己処理をおこなった場合にも、ちょっとした刺激が原因で肌が乾燥しやすくなっています。
Vラインだけに限らず、身体が乾燥するとかゆみが生じやすくなりますよね。
自己処理後は、しっかり保湿をして肌を柔らかくしておくことで、チクチクとした嫌な感覚を軽減できます。
まとめ
- ・自己処理によって火傷のリスク・施術時間・費用をおさえられる
- ・脱毛施術日の2~3日前の自己処理がベスト
- ・毛抜きや除毛クリームなどではなく、電気シェーバーを使用する
- ・自己処理後は肌を冷やして保湿をするとかゆみが軽減される
Vラインの自己処理は難しいと思われがちですが、手順をおさえれば誰でも簡単におこなうことができます。
安全に自己処理をするために、今回の注意事項を事前に確認して快適にVライン脱毛をしましょう!