脱毛後におこなった方がいいケアと自己処理とは?

脱毛クリニックでの施術が終わった後、何か取り入れている自己処理はありますか?
脱毛は施術だけでなく、自分でのお手入れも重要です。
脱毛後に自分でもケアをするだけで、ワンランクアップしたお肌を手に入れることができるでしょう。
今回は、脱毛後のケアを中心に紹介します。
脱毛後の注意事項や自己処理についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
脱毛後の自己処理はしてもいい?
医療脱毛によるレーザー照射後は、毛根が壊されて毛の生える力が弱くなっている状態です。
数日~数週間で自然と抜け落ちていくので、正常に毛が抜けるのを待つためにも、できれば脱毛直後の自己処理は控えるようにしましょう。
特に脱毛を始めた頃は、毛が抜け落ちる感覚がわかりにくいと思いますが、脱毛後1週間~10日は、なるべく自己処理を控えてください。
どうしても大事なイベントがあるので自己処理したいというときは、電気シェーバーなどで軽く処理する分には問題ありません。
しかし基本的には、自然に毛が抜け落ちるのを待つ方がツルツルボディへの近道といえるでしょう。
どうしてもの場合は電気シェーバーで
どうしてもムダ毛が気になる場合は、電気シェーバーによる自己処理をおこないましょう。
電気シェーバーは肌に直接刃が当たらないので、肌への負担が少ないムダ毛の処理方法です。
クリニックでのシェービングの際にも使用されているほどなので、これまでカミソリなどで自己処理をおこなっていた方は、電気シェーバーに切り替えるとよいでしょう。
脱毛後の自己処理、これはNG!
医療脱毛では、体毛の毛周期に合わせて2~3か月おきに施術をします。
毛周期が不規則になることを防ぐため、脱毛期間中に毛抜きやワックスなどで毛根から体毛を引き抜く自己処理は禁止されているクリニックが多いようです。
毛抜きやワックスで脱毛してしまうと、毛周期がバラバラになってしまうため、施術を続けても効果を感じられなくなってしまいます。
特に毛抜きとワックスは肌や毛穴に大きな負担をかけるので、脱毛期間以外でも避けたい自己処理方法です。
カミソリ?クリーム?ムダ毛の自己処理におすすめなのは?
また、一般的によくおこなわれているカミソリによる自己処理も避けた方がよいでしょう。
肌の角質まで削ぎ落してしまう可能性があるため、肌が乾燥しやすくなるなどのデメリットがあります。
さらに色素沈着も起こりやすくなるので、カミソリは使わないことをおすすめします。
施術後のケア方法
施術後のケアとして重要なポイントは、肌の「鎮静」と「保湿」です。
脱毛直後は肌が熱を帯び敏感な状態になっているため、炎症やトラブルを起こさないようにクールダウンしないといけません。
施術当日は運動やお風呂、飲酒などの身体が過度に温まることは避け、軽くシャワーを浴びる程度にしましょう。
身体を洗うときには、強くこすらないよう注意が必要です。
そしてシャワーの後は、低刺激の化粧水やボディクリームでしっかり保湿をしてください。
肌が乾燥している状態だと、肌のバリア機能が崩れて肌荒れを起こしやすくなります。
常に保湿を意識することで毛周期も整い、脱毛の効果がアップしますよ。
施術後に注意したいこと7選
脱毛の施術後は、そのまま放置!なんて状態にしていませんか?
施術後は、肌がもっとも敏感なときです。
以下の注意点に気をつけながら、毛が自然に抜け落ちるサポートをしてあげましょう。
施術後、以下の点に気をつけるだけで、その後の効果が変わってきます。
保湿を心がける
脱毛後にもっとも重要なことは、保湿を心がけることです。
脱毛直後の肌はレーザーの熱によって敏感になり、乾燥しやすい状態になっています。
乾燥した肌はバリア機能が崩れている状態なので、少しの刺激で肌がピリピリするなどトラブルの原因にも。
肌の乾燥を放置し続けると、シワや肌状態の悪化など、新たな肌トラブルを引き起こしかねません。
脱毛後は、低刺激のボディクリームやローションでしっかりと保湿をしましょう。
施術当日は入浴を避けてシャワーのみ
脱毛の施術をした当日は、入浴を控え「シャワーのみ」にしましょう。
なぜなら、施術後の肌は敏感な状態になっており、お湯に浸かってしまうと体温が上がり、脱毛した場所が赤くなりやすいからです。
軽いシャワー程度なら問題ありませんが、高温で長く浴びすぎないように気をつけ、いつもより短時間で済ませるようにしましょう。
シャワー後に脱毛部位が赤く熱を持ったようになっている場合は、安静にして冷やしたタオルでクーリングしましょう。
日焼けはしない
脱毛期間中、一番気をつけたいのが日焼けです。
脱毛前の日焼けも避けた方がよいですが、脱毛後にも日焼けをしないよう気をつけましょう。
脱毛後の敏感な肌に紫外線などで肌にダメージを与えてしまうと、普段よりも肌トラブルを起こしやすく、色素沈着やシミ・シワなどの原因になることがあります。
日焼けをしてしまうと次の施術がおこなえないこともあるので、脱毛後はもちろん、脱毛前もできるだけ日焼けしないように対策をしましょう。
スクラブなど刺激があるケアはしない
脱毛後は、レーザーの熱などで肌がとても敏感になっている状態です。
スクラブやピーリングなどの、刺激の強いケアは避けるようにしましょう。
スクラブなどで肌をこすってしまうと、肌の炎症や痛みにつながります。
脱毛後1週間は、低刺激の化粧水やクリームなどを使用すると安心です。
特に顔は皮膚が薄く刺激を受けやすいので、スクラブやピーリング、エステなどのスキンケアはお休みしましょう。
自己処理はしない
脱毛の施術後は、数日~数週間ほどかけてムダ毛が自然に抜け落ちてきます。
施術後に自己処理をしてしまうと、毛が自然に抜け落ちるのを妨げ、脱毛効果が感じにくくなります。
特に毛抜きやワックスで毛根から抜いてしまう自己処理や、肌を傷つけるカミソリでの自己処理は避けましょう。
どうしても自己処理をしたい場合は、電気シェーバーなどで優しく処理をするようにしてください。
アルコールは飲まない
脱毛の施術前後での飲酒は控えるようにしましょう。
お酒を飲むと血流が良くなり体温が上がるので、かゆみや赤みの原因になることがあるからです。
同時に、お酒を飲むと体内の水分も奪われるので、肌が乾燥する原因にもなります。
脱毛効果を十分に得るためにも、施術前後の飲酒には気をつけましょう。
冷やしすぎない
医療脱毛は、レーザーにより軽くヤケドをしているような状態です。
脱毛後は肌に熱があるので冷やした方がいいのかな?と思われがちですが、医療レーザー脱毛の場合は、肌を冷やしすぎると毛根の熱ダメージが回復し、脱毛効果が減少するおそれもあります。
氷などでしっかり冷やすのではなく、濡れたタオルで軽くおさえる程度にしましょう。
これは意外と知られていないと思うので、ぜひ覚えておいてください。
まとめ
- 脱毛後、自己処理を2週間はしない
- 自己処理をするなら電気シェーバーでおこなう
- 脱毛後のケアは「鎮静」と「保湿」を心がける
- 施術後が7つの注意点に気をつける
脱毛はクリニックにまかせっきりにするのではなく、自分でおこなうケアも重要です。
十分な脱毛効果で魅力的なボディを手に入れるためにも、脱毛後のケアには力を入れましょう。
アフターケアをしっかりすれば、想像していた以上の脱毛効果をえられるかもしれません。
スベスベな肌にするためにも、自身での努力を惜しまないようにしましょうね!