医療脱毛に通う回数・期間|脱毛完了まで最短何回? 短期間で終える方法

医療脱毛は、少ない回数で脱毛完了を目指せる効果の高い脱毛法です。
クリニックでの医療脱毛の多くは、3回・5回・6回といった回数制になっており、契約時にあらかじめその回数を決めなくてはならないことも。
そのため、いざ脱毛をしようとクリニックへ足を運んだものの「何回コースを選ぶべきなのか?」と迷う人も多いのではないでしょうか。
【部位別】医療脱毛、完了までの気になるお値段・相場はどれくらい?
そこで今回は、医療脱毛完了までの「回数」や「期間」について、わかりやすく解説します。
さらに「少ない回数で脱毛完了を目指せる裏技」もご紹介しますので、これから医療脱毛の契約やカウンセリングを考えている人は、ぜひ参考にしてください。
【脱毛ガイド】はじめて脱毛クリニックに行く前に知っておきたいこと
目次
医療脱毛は短期間で終わる!医療脱毛とエステ脱毛の違い
医療脱毛とエステの光脱毛を比較した場合、短期間で脱毛が完了するのは「医療脱毛」です。
エステ脱毛では、資格のないスタッフでも取り扱える出力の弱い脱毛器を使用しているため、スピーディーな脱毛効果は期待できません。
【脱毛ガイド】医療脱毛とエステ脱毛の違いは?施術方法の違いを徹底比較!
いっぽう医療脱毛では、資格を持った医療従事者による高出力マシンでの施術が可能なため、半永久的な脱毛が短期間でおこなえます。
そのため、エステ脱毛では15回コースや18回コースが当たり前なのにたいして、医療脱毛では10回以上のコースはまれで、5回や6回のコースがほとんどです。
医療脱毛はエステ脱毛の半分以下の回数で完了するほど、効果が高い脱毛法なのです。
医療脱毛完了までの回数ごとの経過を解説
完了までの期間が短い医療脱毛は、効果を実感するまでの期間もスピーディーです。
ここでは、医療脱毛の回数ごとの経過から完了までの期間についてお伝えしていきます。
医療脱毛1回目の経過
1回目の照射から脱毛効果を実感できる人は、およそ10%~20%といわれています。
1回目の照射後は、まだまだムダ毛が多いため「目に見えて毛が減った」という実感がわきにくいのですが、しっかり効果が出ています。
照射できる毛が多い脱毛1回目では、全体の20%の毛が抜け落ちるので、2回目3回目の照射よりも抜け落ちる毛の本数自体は多いです。
医療脱毛2回目の経過
2回目の照射では、およそ20%~40%の人が脱毛効果を実感できると言われ、自己処理の頻度も脱毛前に比べると少なくなってきます。
毛が減ったとは感じるものの、まだまだ脱毛完了までにはいたりません。
太くて濃い毛ほど脱毛効果が出やすいので、ワキやVIOの毛にかぎって言えば、4割以上の毛が減ることもあります。
医療脱毛3回目の経過
医療脱毛3回目で脱毛効果を実感する人は、全体の45%~60%。
3回の照射後には「目に見えて毛が薄くなった」「毛量が半分以下になった」といった、高い脱毛効果が感じられます。
毛が少なくなってくる3回目あたりからは、脱毛の痛みが格段にやわらいでいくので、痛みに弱い人も安心です。
医療脱毛4回目~6回目の経過
医療脱毛4回目以降の経過については個人差が大きく、4回で8割~9割の毛がなくなる人もいれば6回かかる人もいます。
多くの脱毛クリニックが5回や6回を基本コースとしているのは、4~6回あたりで「自己処理が不要になるレベル」の脱毛効果が得られるからです。
部位によっても脱毛効果には差があるので、全身を4回や5回で契約しておき、照射が足りないと思う部位のみを後から追加することもできます。
医療脱毛の完了までには最短4回以上の照射が必要!個人差も
医療脱毛の効果は毛の状態や使用する脱毛器によっても異なるため、いちがいに「何回で脱毛が完了する」とは、いいきれません。
毛が薄い人だと最低4回以上、平均的な毛の濃さの人は5回前後、うぶ毛を含むすべての毛を完全になくしたいのであれば、6回~8回は照射が必要となります。
脱毛完了までの期間については、個人差のほかに部位による差も大きいです。
医療脱毛の効果はいつから?つるつる美肌になれるのはいつぐらい?部位ごとに分析
部位ごとの脱毛完了期間の目安を、以下に表でまとめました。
脱毛部位 | 平均的な回数 |
---|---|
腕・脚・ワキ | 4~6回で完了 |
顔・背中・お腹 | 5~6回で完了 |
VIO | 減毛なら3~4回、ハイジニーナは5回以上 |
基本的に、太くて濃いムダ毛が生えている部位は効果が出やすく、うぶ毛が多い部位は効果が出にくくなります。
VIOは毛根が深い位置にあるので、ハイジニーナにする場合は5回以上の照射が必要なようです。
2~3か月の頻度で全身脱毛に通うとすれば、1年~1年半で脱毛が完了します。
医療脱毛の回数を抑える裏技!
医療脱毛には、少ない回数で脱毛完了を目指せる裏技が存在します。
脱毛効果をあげるポイントを知って、スピーディーな脱毛完了を目指しましょう。
毛周期に沿って通うこと
脱毛効果をあげるために、もっとも大切なのは「毛周期にそって通うこと」です。
毛には、退行期・休止期・成長期の3つの期間がありますが、レーザー脱毛は「成長期の毛」にしか十分な効果が出せません。
したがって、成長期の毛が多い時期を見極めて照射を受ける必要があるのです。
【脱毛の疑問】毛周期は一緒じゃない?部位別の毛周期をまとめて解説
短期間に何回照射しても効果は出ない
多くの医療脱毛クリニックでは、最低でも2か月程度の間隔をあけて脱毛に通うことを推奨しています。
短期間で脱毛を完了させたいからと、間隔をあけずに照射をおこなうと、脱毛効果が充分に得られないまま回数だけが消化されるので、もったいないのです。
一度照射をした後は、退行期と休止期が過ぎてふたたび成長期になるのを待ちましょう。
自分の毛周期を見極める簡単な方法とは
毛周期は個人差や部位による差が大きく、何か月間隔で通うのがよいのかは人によります。
脱毛を受ける最適なタイミングは「毛が生えそろった頃」です。
医療脱毛では回数を重ねるごとに、だんだんと毛が生えてくるのが遅くなります。
2か月、3か月、4か月、と照射までの期間があいてくるのが一般的です。
肩だけ、ひざだけ、部分的に毛が残ってしまった場合は、その部位の毛が成長期ではない時期に照射を受けてしまった可能性があります。
とくに毛を減らしたい部位があるのなら、その部位の毛が生えそろったタイミングで照射を受けるとよいでしょう。
保湿ケアを欠かさないこと
医療脱毛では、医師がそれぞれの肌状態に適した安全な出力で脱毛の照射をおこないます。
肌が乾燥していると、レーザーの照射によるトラブルが起きやすいため、脱毛器の出力をさげなくてはならず、高い脱毛効果が得られない場合も。
肌が粉をふいていたり、極度に乾燥している場合は、脱毛自体が受けられないこともあるのです。
しっかり保湿ケアをおこなった肌であれば、肌トラブルは起こりにくく脱毛の痛みも感じにくいため、最適な出力で施術を受けられるでしょう。
ただし脱毛当日にあわてて保湿をおこなっても、普段からお手入れをしている肌にはかないません。
脱毛効果をあげたければ、毎日の保湿ケアを欠かさずにおこないましょう。
また、睡眠不足や栄養バランスのかたよった食事によりホルモンバランスが乱れると、肌の状態も悪くなりがちです。
規則正しい生活をおこなうことも、脱毛効果をあげる秘訣のひとつですよ。
脱毛中の自己処理は電動シェーバーにすること
医療脱毛の効果は、脱毛期間中の自己処理方法によっても大きく変わります。
脱毛中の自己処理で、とくに適しているのは「電動シェーバー」です。
電動シェーバーは皮膚を傷つけずにムダ毛の処理ができるため、皮膚表面が乾燥しにくく、高い脱毛効果が得られます。
カミソリでの処理もダメではないのですが、炎症や切りキズといった肌トラブルを起こしてしまうと、その部位だけ照射が出来ないこともありオススメできません。
そして、脱毛中の自己処理で気をつけたいのが「毛を抜くこと」です。
毛根から毛を抜いてしまうと、レーザーを当てても破壊できる毛がないため、脱毛効果がなくなってしまいます。
また、脱毛期間中に一度でも毛を抜いてしまうと、毛穴がひらき炎症が起きやすい状態になるため、レーザーの照射で大きな肌トラブルが起こる恐れがあり危険です。
脱毛中は、毛抜き、電動脱毛器、ワックスシートでの処理はなるべく控えてください。
まとめ
医療脱毛完了までの平均的な回数について、お伝えしました。
以下のことに気を付ければ、契約後に「回数が足りなかった」「脱毛効果が出ない」といった失敗をするのを防げるでしょう。
- 自己処理が不要なレベルの脱毛なら5回前後を目安に
- うぶ毛のない完璧な脱毛なら6回以上を目安に
- 毛周期を意識して2か月以上の間隔をあけて脱毛に通う
- 習慣的に肌の保湿をおこなう
- 自己処理は電動シェーバーでおこない毛抜きはNG
- 契約回数についてカウンセリング時にしっかり相談する
脱毛完了までの回数には、肌の状態や毛の濃さによる個人差が大きいため、自分で回数を決めてしまわずにカウンセリングで相談することが大切です。
自分の肌状態や求める効果に適した回数を選んで、満足のいく脱毛を受けてくださいね。
脱毛クリニックのカウンセリングってどんなこと話すの?流れは?